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2008年 夏の香港紀行43 <利工民のシャツ>


2008年 夏の香港紀行43 <利工民のシャツ>_f0063645_1056832.jpgCraig Au Yeung/歐陽 應霽さんとお会いしたときの、彼のいでた
ち。白いTシャツと短めのワイドパンツという彼のトレードマークみ
たいな恰好です。
すごーく香港ローカルっぽいのに、お洒落な空気を漂わせているのは
Craigさんならではだと思うんですが....心の中で日本に帰ったら、こ
ういう香港製造的気分に浸りたくて...こっそり<あの店>でお買いも
のをしました。(注)Craigさんの服が「あの店」のものというわけ
ではありません。


ところで、Craigさんの“サーフィン向きの波”みたな前髪もうらやま
しかったんですが、全くクセのない髪なのでこちらはマネしたくても
できないな...と。

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2008年 夏の香港紀行43 <利工民のシャツ>_f0063645_10552876.jpg 上環の永樂街を歩いていて見つけた<あの店>。

ふと、上を見上げたとき目に入った看板。
「利工民」(レイコンマン)ではありませんか!!
香港に4店舗あって、ずうっと気になっていたものの、なかなか立ち寄る機会が
ありませんでした。
香港に初めて行った頃、よく読んでいた藤木弘子さん著「遊遊 香港道楽」(早
思社)にも、「親孝行は『利工民』で」と書かれていた、中高年層向け(あ
りゃっ、我も対象年齢だった...)高品質肌着の店です。一見なんの変哲もないジ
ジシャツ&ババシャツなんですが、肌触りの良さ、縫製と素材の良さで一度着る
とリピーター続出...らしい。
だけど、藤木さんも書くように、「駆け寄って、『まあ、ステキ!ちょっと合わ
せてみていいかしら』といいたくなるような代物ではな」かったんですもん...。
だけどねぇ...年取ると(←私)肌触りがよくてラクなの
がなによりなんですよ...。


そして今の私は香港オヤジになりたいのであるからして。

2008年 夏の香港紀行43 <利工民のシャツ>_f0063645_11203677.jpg
←利工民は、かのブルース・リーだって着ているし。

ブルース・リーを尊敬するチャウ・シンチー(周星馳)や、彼と付き
合っていた頃のカレン・モクだって着ている。

2008年 夏の香港紀行43 <利工民のシャツ>_f0063645_11271411.jpg
乾物屋など、下町らしい店の間
にあります。

ウェブ・サイトがまたいいで
す。
利工民
歴史回顧のページなんかたまり
ません。

2008年 夏の香港紀行43 <利工民のシャツ>_f0063645_11323920.jpg
ちょっとゆき姐(兵藤ゆき)似の店員さんはと
ても親身な対応。サイズの相談(身振り手振
り)にも丁寧に応じてくれます。(慣れたも
の。)

「父と母には金鹿線衫を。男物と女物で。」

「金鹿」線衫のほかに「藍鹿」「光華」「秋蝉」のラ
ンクがあり、「金鹿」は最高級品。めずらしく
大奮発(オーバー!)です〜。

香港では日本にいるとき以上に「親孝行」は評
価されますので、「よしよし結構けっこう」と
いうわけでゆき姐もにこやか。

2008年 夏の香港紀行43 <利工民のシャツ>_f0063645_1133166.jpg
自分用には、一番お手頃価格の「秋蝉」の...し
かも52ドルが36.4ドルに値引きされているもの
にしました。


ああ、しおらしい(っぽい)私...!








↓ラベルだけでもコレクションしたくなります。
金鹿はそれぞれ箱にも入れていただき...
「自分用は箱はいらないです」と、ラベルだけ
つけてもらいました。

2008年 夏の香港紀行43 <利工民のシャツ>_f0063645_11371217.jpg

2008年 夏の香港紀行43 <利工民のシャツ>_f0063645_12572976.jpg

で、フリーランスの身の上としてはどこに行って
も念のため「領収書をお願いします」と言ってし
まうクセが。試しに「唔該俾張發票我(ムゴイ 
ベイヂョンファッピウゴ〜)」と言ってみたら通
じた。昔習ったので使わないと...


←そうしてもらったのがこれ。くぅ〜泣かせま
すねえ、私のためにこんなレトロに加工してくれ
て...なわけはないか。

渋いです。

2008年 夏の香港紀行43 <利工民のシャツ>_f0063645_1257531.jpg
香港から戻ってから、早速「秋蝉」安売り版を着ていま
す。
←こんなふう。
着心地は....?
SPECIAL素晴らしいです♪
さらさらで、肌触りがいいです。さすがは香港製造!蒸
し暑い時でもきもちいい〜。脱ぎたくないんですけ
ど...。今いくらでも、涼しく感じさせる肌着とかがあり
ますが、これは初めての肌触り。「秋蝉」でこれなら
「金鹿」はどれほどなのか??
父と母にまだ渡していないので、わかりません...。

このままの姿で外を闊歩すると「裸の大将」と間違われ
そうなので、とりあえず気分のいい室内着ってことで。
体を引き締めて「私はカレン・モク!」といえそうなほ
どになったら、外に着て参ります。(ないな...。)


by kadoorie-ave | 2008-09-17 13:25 | 散歩と旅・建物
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