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フランスパン用粉「オーベルジュ」を試してみた。

パンを焼くときも、かわいい菓子パンやおかずパンを作るのはどうにも下手、どっしりタイプの食
事パン、それもフランスパン系ばかり作ります。近所においしいフランスパンのお店がないことか
ら作り始めて、一時は干しぶどうを発酵させて酵母を取り出し、毎日大きなパン・ド・カンパー
ニュを作っていたときもありました。近くにノルマンディー出身のフランス人が住んでいてル・
ヴァン(天然酵母)のパンが食べたいとうわごとのように言っていたので、何とかしてあげたいと
燃えたのです。
ぶどう種で作ったパン種には、毎日新たに小麦粉と水という栄養を与えて、酵母の元気が持続する
ようにするのですが、そうすると結局パン種は減っていきません。使わないで放っておけば酵母の
元気がなくなりそうな気がするので、作り続けるはめに。直径25センチ以上の大きなパン・ド・
カンパーニュを毎日2〜3個ずつ焼き続けることになってしまいました。当時は自家製酵母でパンを
作る、よい本はあまりありませんでした。(←あくまでも知識と経験の足りない私の場
合)

これではほとんど、酵母の奴隷〜〜〜。
日々早朝3時過ぎに起き出してパンを焼いている自分に気付いたとき、「こりゃいかん」二度と天然
酵母育てに手を染めるまい、と決めたのです。(それくらい魅力的なんですけれど。)

それからも、時折フランスパンを焼きます。インスタント・ドライイーストで。

ちゃんと習ったことがないので、気に入った料理本を見つけては参考に見るくらいでなかなか成長
しないのですが、それでもパンを焼くのは実に楽しいです。
必要なのは、長く家にいることくらい。手間はそれほどではありません。
香りといい、パン生地のしっとりプワンプワンのお肌といい....五感全部を使っておもしろい。

そして、たまには「小麦粉を変えてみたらどうだろう?」と試してみます。
今回はフランスパン専用粉 オーベルジュを使いました。
代表値: 粗タンパク 10.0%以上  灰分 0.40+-0.02%
丸信製粉
「限りなくフランス産小麦に近い粉」だと書いてあったので、是非にと思ったのです。
水分の量はかなり多め、ベタベタの柔らかい生地を、ベンチタイムをたくさんとり、長い時間かけ
て発酵させました。


フランスパン用粉「オーベルジュ」を試してみた。_f0063645_2344161.jpgフランスパン用粉「オーベルジュ」を試してみた。_f0063645_23441680.jpg

(左)小麦粉250gに対して水は185gです。一次発酵中に一回目にパンチを入れた後。
(右)一次発酵の終わり頃。

フランスパン用粉「オーベルジュ」を試してみた。_f0063645_23443220.jpg

↑焼き上がった〜〜〜!オーブンから出したばかり。さあ、一拍おいてから、「ピシ、パシパシ」
とパンの表面が歌い出す音が聞こえるでしょうか?その音こそ、うまく焼けた証。

フランスパン用粉「オーベルジュ」を試してみた。_f0063645_23444891.jpg

↑ピチッ、パシパシ、ピシ.....♪おお、いい音が始まりました。わたしにしては、なかなかの出来。
釜伸びもまあまあでした。

フランスパン用粉「オーベルジュ」を試してみた。_f0063645_2345527.jpg
あら熱がとれたところで、スラ
イスしてみます。ドキドキ。
なかなかいい具合に気泡が入っ
ています!香ばしい小麦の香
り。クラスト(皮のところ)は
カリッとしていて、中はモッチ
リとした弾力が。噛むほどに味
わい深い(あくまでも当人比)。

やったーー!!ちょっと気を良
くしているところです。
by kadoorie-ave | 2008-06-04 00:11 | おいしいもの
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