手もとに置く本<庭の小さな仲間たちの季節の野菜のレシピ>


f0063645_23211590.jpg書店をウロウロ、悩むこと1時間半。これだけは身近に置かなけ
ればと購入した本の一冊。
「庭の小さな仲間たちの季節の野菜レシピ」

アラン・パッサール/文
アントーン・クラン/絵
内坂芳美/訳
幻冬舎/出版  ISBN-13: 978-4344013209
定価/1600円+税
三ツ星レストラン「アルページュ」のオーナーシェフ、アラン
・パッサール
初の料理本です。
子ども向けですが、彼がいつもレストランの厨房で作っている
料理と寸分違わないそうです。

この本を店頭で発見して、大喜びで尻尾を振ったのは、かねてから大好きな絵本シリーズ「にわの小さな
なかまたち
」の料理絵本だからです。このお話のシリーズは今のところ10巻ほど出ているはず。こちらの
シリーズの出版社は岩波出版社。

f0063645_23515421.jpgお話と絵はアントーン・クラン(Antoon Krings)。1962年生まれのフランスの絵本作
家です。ビビッドな色合いにファッショナブルなものを感じるなぁと思ったら、グラフィ
ック・アートを学んだあとは4年間エマニュエル・ウンガロの元でテキスタイル(布地)
デザインの仕事に就いていたとのこと。このシリーズはフランスでは1994年にスタート
してから大人気となり、キャラクターは30を超えているそうです。日本でも続きが出ない
ものでしょうか?

何が好きって、イラストはもちろんですが、子ども向けだからといって当たり障りのない「みんな仲良し、
幸せに暮らしました...」みたいなストーリーではないところがいい。
大人にも子どもにもある、現実のむずかしい人間関係がそこにはある。意地悪な気持ち、うぬぼれ、自分ら
しさ、茶目っ気、イライラ、傲慢、おせっかい、気取り、友情!・・・
フランス映画に流れるものと似ているものを感じるところが好き。子どもだって‘C'est La Vie ’なのだ。
日本語訳も生き生きしていて魅力的です。訳者は「ファーブル昆虫記」の訳に情熱を注いでいる奥本大三郎
さん。

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中でも、私のおススメはこれです。
「はえのパトゥーシュ」
(内容はこの↑青い文字をクリックしてリンク先の岩波書店の本
の紹介ページをご覧ください。)
人のいいパトゥーシュ。でも、彼女の好きなお食事は「うっか
りふんだりしたら、たいへん」な大きな「パテ」だし。ご近所
さんとは趣味も合わないみたいで....
アウトサイダーの寂しさや自分らしさってなにか、考えさせら
れちゃう楽しい本。
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by kadoorie-ave | 2007-05-21 23:54 | | Comments(2)
Commented by nimunimu at 2007-05-22 20:57 x
ありがとうございますぅ~。知ってはいけないものを知ってしまったかも・・・。
大阪の家では本が本棚からすでに思いっきりはみ出しているんですけど・・・。
あぁ。。。(ため息)
Commented by kadoorie-ave at 2007-05-23 22:40
>nimunimuさま
外見上はみつばちのミレイユとか、いもむしのカミーユなんかが可愛いのですが、
はえのパトゥーシュのほか、蚊のフレデリックもお気に入りです。
だって、「ゆかいな虫の国に、へんな蚊のお医者さんがいました。
そのお医者さんは、どんな病気でも、ちゅうしゃすることしか知りません。
やぶ蚊の医者なんです...」なんていう出だしなんですよ。
しかもそのお医者さん、自分の息子を絶対に医者にしたい、教育パパなんです。
........とかいいながら、nimunimuさんを「本の溢れる」仲間に引きずり込もうとする私。。。
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