上海<椅子・いす・イス・・・外の椅子!>

上海の露地のそこかしこにある椅子。
きっと誰かさんが、いつもそこに座っている指定席。
薄暗かったり、狭かったりの室内にいるより、ドアの前やいつもの露地でいつもの仲間とたわいない話をす
るのかもしれない。
「最近○○さん見ないけど、足の具合はどうなのかしら...?」とか、「もぅぅぅあったまきた!うちの□□っ
たらさぁ〜〜!!」なんてやってれば、ちょっとは気分が軽くなるでしょう。


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きちんとした身なりで、何か深いものを感じさせる知的な人。椅子もちょっと立派だったりする。


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(左)みどりの椅子は、店員さんがちょっと一服..っていうときの、休憩用でしょうか。
(右)里弄の中央辺りにある小さな広場。井戸があって、そのとなりが物干しスペース。





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左の奥のほうにポツンと椅子が...休んでいる?


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(右)は窓辺に腰掛けて鼻歌を歌っている椅子...のようにお見受けいたしますが。


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(左)お年寄りが多い里弄だからでしょうか?電話屋さんというのか?貸し電話屋?がまだあるんですね。
これって、上海でもまだよく見かけるものですか?その番をする人が座る椅子かな。
(右)前にも登場したこの写真ですが。是非にと再登場願いました。
周りにも沢山のご近所さんたちが取り囲んでいて「ああでもないこうでもない」と私とおばあちゃんとのや
りとりへもにぎやかに声がかかります。


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(左)里弄の何でもないドアに見えたところに、朝は「葱油餅」を買い求める人の行列ができていました。
朝食屋さん?そこで看板持って立つ、椅子。
(右)仲良く寄り添って語り合う、旧知の仲の、椅子。


f0063645_21175497.jpg家の出口にある洗濯機を回しながら、忙しく洗濯物を干す
お母さん(なかなか派手でセクシーなタンガを干している
ところだったので、ふぅんと妙に感心)のそばで、女の子
がおままごとをしていました。
「おまえ、何撮ってんだ、なーーに撮ってんだ!?」とお
父さんらしき人。勢いのある言い方だったので、お嬢さん
を撮ったのがいけなかったのかな?と思ってひるみまし
た〜。
そしたら、「そんなボロい椅子なんか撮って
ないで、こっちのバイクを撮れよ。この間
買ったんだ。すごいだろ、な?」
ってことで
した。(かなりの中古品とおぼしきスクーター。胸を張る
姿がかわいかった。)
もう、ビックリさせないでください〜!
奥さん(女の子のお母さん)が「この人、日本人で上海が
めずらしいんだって、好きなように撮らせてあげなさい
よ」と私のことを説明してくれました。
(※以上、多分そう言っていたに違いない...という、想像
の元に書きました。)


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老後はこんなふうに過ごしたいな。


(番外編):これは外にある椅子ではありませんが、小龍包屋さんの椅子。色がきれい。

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by kadoorie-ave | 2007-04-16 22:27 | 散歩と旅・建物 | Comments(12)
Commented by 王華 at 2007-04-17 00:29 x
ゴメン椅子の話題じゃなくて・・・。
葱油餅の行列ができてたのってどこだか教えてください!
もー大好物なんですよ私。どこで喰っても美味しいと思うんだけど、
行列が出来ていたとなると、これは喰わずにいられますかと。
Commented by チャイカ at 2007-04-17 12:58 x
日本でも昔、軒先に縁台があって、
近所のおじいちゃんたちが将棋をさしたり
井戸端会議してたんですよね・・・

上海の椅子も、きっとそういう場所なんでしょうね。

それぞれの家が閉じてしまって、
外に開かれていないのが、今の日本の住まいの
寂しさだなーと思いました。
Commented by 井上@打浦橋@上海 at 2007-04-17 16:01 x
嘉道理街さん、どうも。

格子と来て、次は煉瓦、そして椅子と来ますかぁ・・・・・・・
まだあるのかな・・・・
いやぁ、さすが目の付け所が違う。
2つの目以外にも、どこか別のところにも目があるんじゃないですか。
Commented by こもも at 2007-04-17 21:16 x
リビング→子供部屋→台所(notキッチン)→玄関→そして外。
顔拭きのタオルが雑巾になるがごとく、これらのイスたちも順々に居場所が
変わっていったのでしょうねー。徹底的に使い倒され、壊れてもなお看板立て
として再利用されて使われ続けるイス。イスの一生としても幸せですよね♪
そういえば、香港のおじいちゃんおばあちゃんたちが、座面をパタンと広げると
イスになる杖(?)を持っているのをよく見かけます。
Commented by nimunimu at 2007-04-17 21:35 x
「奥のほうでポツンと休んでいる椅子」で爆睡している人をよく見かけます。
ものすごくうらやましい・・・あのイスでお昼寝したい!
葱油餅のお店、わたしも知りたいなぁ~~。葱油餅、だーいすき♪
Commented by pyontaro-piyopiyo at 2007-04-17 23:01
派手でセクシーなタンガを干しているお母さんとバイク好きなお父さんと
ママゴト好きな女の子の会話、はまっちゃいました^^!
路地の椅子。どれもその為の椅子じゃなくって、気が付いたらどっかから持ってこられて、
「別に気にせえへんよ。座りたきゃ座ってちょ!」ってかんじの椅子ばかり^^。
意図しないさりげなさの風景っていいですね。
Commented by kadoorie-ave at 2007-04-18 11:46
>王華さま
葱油餅の店、ものすごい長蛇の列というほどではありませんでしたが大丈夫でしょうか。
とはいえ毎朝列はできていました。
場所は南昌路の陜西南路から瑞金路までの間...だったはずなんですが。
お会いしたとき地図で説明しますね。(汗)
Commented by kadoorie-ave at 2007-04-18 11:51
>チャイカさま
こういう風景を見ると、いいなぁと安心します。
人と人の間が近いと、摩擦も多いでしょうが、たわいもないおしゃべりが
精神衛生上とてもいいように感じます。
特に歳とったら、路地裏の昔なじみの友だちとのおしゃべりがなによりホッとできて楽しそうだし。
Commented by kadoorie-ave at 2007-04-18 11:56
> 井上@打浦橋@上海さま
もっともっと徘徊して、上海の街を見てみたいです。
今回は、「初めて上海の街を歩いた印象」というわけですが、まぁ「初」の印象って言うのは
一回目にしか体験できませんもんね。

それにしても、早くまた上海に行きたいなぁ。
Commented by kadoorie-ave at 2007-04-18 15:25
>こももさま
きっと座れればなんでもいいというくらいのものなんでしょうが
「いつもの居場所」や「指定席」っていうかんじでそこにあってなごみます〜。
椅子にも人にもなんとなく居場所があるのがいいなぁ。

>>座面をパタンと広げるとイスになる杖
....!!え、香港にはそんなものがあったのか。私もほしいかも。
Commented by kadoorie-ave at 2007-04-18 15:44
>nimunimuさま
どんどん新しい都会になる上海にも、いつまでもお外で爆睡できるような
のんびりした空気があるといいですね〜
葱油餅の店、あのjunquoさんちのそばです。上海で食べてみたい、私は行列見ただけで買う時間がなかったんです〜
Commented by kadoorie-ave at 2007-04-18 15:54
> pyontaro-piyopiyoさま
上海では、洗濯物を目につきやすい路地で堂々と公開、じゃなかった干しているので
思わず、「なかなかやるなぁ」なんて感心しちゃいます。(一見地味な人が結構派手なものを。)
場合によっては人様のパンツがのれんがわりかと思うときも。
椅子を見ると心の中で「はぁ〜、どっこらしょっと」と腰を下ろす自分を空想します。
いいだろうなぁ、ウトウトしたりおしゃべりしたり...「座りたきゃ座ってちょ!」な椅子で。
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