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上海<私の散歩のお伴>

決して海外旅行になれているとは言えない私。そのくせ一人で行動することが多いので、いつも不安でいっ
ぱいです。(期待がそれ以上なので行くわけですが。)
そんなわけで、旅行前に追われるような気持ちで準備するものがあります。自作の旅行ガイドブックです。
数日間でできるだけ要領よく見たい場所をまわりたい。地図は必携だけど、見知らぬ街で大判のを広げるの
も「私は不慣れな旅行者です!」と宣伝しているようなものでちょっと...。第一かっこよくない気がする。
かっこ良くない私がかっこよくないことをするなんて、もう、すっごく恥ずかしいじゃないか!
.....と、いうわけで。これがそうです。
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まずは参考までに<香港版>

上海<私の散歩のお伴>_f0063645_16194086.jpg上海<私の散歩のお伴>_f0063645_16202874.jpg

左が表紙。システム手帳です。
リピートして何回も香港に行くつもりなので、編集しやすいのでこの形に。
中身はこんなふう。左ページにお店などの住所や連絡先。右ページには説明など。レストランならメニュー
や価格も。
前のほうには縮小コピーした地図がファイリングしてあります。

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そして今回の<上海版>。
大分前に買った「上海歴史ガイドマップ」という本を元に、「フレンチ上海」や「大上海」で読んだお気に
入りの通りを歩くつもりでした。ここで是非ご紹介したいと思います!!(強力お薦め。)

上海<私の散歩のお伴>_f0063645_16502794.jpgこの「上海歴史ガイドマップ」は、前半に上海の主要街区を網羅し、全ての通りの過
去の名称と現在の名称を一枚の地図の上で表示してあります。建物に関しても、租界
時代の名称やいつ建てられたものかなど、詳細に書いてあるため、戦前の記憶を辿り
たい人にもうってつけなのです。
後半には歴史的建築や名所旧跡の解説・年表。さらには、主要道路・建築を昔の名称
でも、現称からも検索可能な索引まであって、至れり尽くせりの内容です。1999年
に買ってから、しょっちゅう眺めていましたが、見るたびに感動します。

※著者の木之内誠さんのインタビューがここに。


上海<私の散歩のお伴>_f0063645_1624243.jpg上海<私の散歩のお伴>_f0063645_1752734.jpg

で、丸ごとその本を持ち歩くと、体力を消耗してしまうため縮小&抜粋。(ほんの100gの差だってこだわ
ります!だって、加齢に負けているので。)
地図ページのみ全て縮小コピーして、製本しました。プラスティックの表紙を付けたので丈夫です〜。この
大きさと厚さは使い勝手が良かったです。行きたい場所には赤丸を。赤丸の多い通りを要領よく歩こうとい
う算段です。

上海<私の散歩のお伴>_f0063645_17101565.jpg白いページは、行きたい店や旧跡などの情報をメモ。

もちろん普通のガイドブックの地図も持っていましたが、上海に限って
は、今まで買っていた旅行ガイドの地図の使い勝手がよくありませんで
した。上海で街歩きをするには、アジアの他都市よりも地図の見やすさ
が重要でした。
1.主な通りだけでなく、細かい路地の名称も書いてあること。
2.日本の漢字とともに、中国の簡体字でも並記してあること。
3.すっきりしていて見やすい地図。文字が大きいこと。

理由は1.表通りの名だけ表記、という地図が多い。これだと、街歩きは
できませ〜ん。/2.中国での標示はみんな簡体字です。自分で地名を書
いて現地の人に見せる時も簡体字がわからないと伝えにくいです。/3.
自分にとっての見やすさはもちろん、タクシーの運転手さんには老眼の
人だって多い。「ここへ行って」と見せるとき、夜だったら車内でかな
り見づらいです。

上海でご一緒した役者さんたちのガイドブックも見せていただいて、優秀だったのは「昭文社」のもの。さ
すがは地図の会社です♪「トラベルストーリー」シリーズでも「新 個人旅行」シリーズでもよいようです。
これで、一人歩きもバッチリ!
by kadoorie-ave | 2006-11-07 17:44 | 散歩と旅・建物
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