瀬戸内国際芸術祭(6) 男木島「地魚料理 まどか」

明日、瀬戸内国際芸術祭も会期終了...。ブログでのご報告はまだ始まったばかり。今頃になって、私
が見たのは「こんなかんじでした」と、ごく一部をお伝えすることしかできませんが、どうかお付き
合いくださいませ。(しかも「ゲージュツ」の報告ではないものも多かったりして。)

なにはなくとも、まずは腹ごしらえをしなくっちゃ、と、「地魚料理 まどか(円)」という店に入
ってみました。港からほんの少し歩いただけで、目の前に海の広がる見晴らしの良い店があるのです。
入り口近くには、今回の芸術祭にも参加しているオンバ・ファクトリー(オンバ=乳母車/手押し車)
の手になるこんな手押し車が置いてありました。鮮やかで、これいいなぁ。

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タコの定食。

タコがっ、タコが新鮮でプ
リップリ!

たまりませんっ。

※9月下旬に大きな火事があって、旧公民館を丸ごと使った大岩オスカールさんの作品「大岩島」も焼
失しました。行ってみて、それがこの「まどか」の真下だったことを知りました。出火元と見られる
鉄工所では1人、亡くなったかたもあって、島の方々にも大変ショックな出来事だったのでした。
「まどか」は崖に突き出す形でベランダがあり、そこで日を浴びながら食事ができるのですが、その
ベランダ部分も火事で傷んでしまい、急遽直したものだそうです。(そこには井村隆さんの「カラク
リン」も展示してあったのですが、10体あったうち損傷のなかったもの3体を男木交流館に移して展
示しています。)実際にその場に立ってみて、やりきれない思いでいっぱいに。


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by kadoorie-ave | 2010-10-30 11:24 | 散歩と旅・建物 | Comments(4)
Commented by yaliusat at 2010-10-31 22:51 x
 ぼくは保守的な人間なので、現代美術は「面白い」とか「興味深い」という印象は持てても、〔感動〕にまで至るものが少ないと、個人的には思っています。

 今回の文章につけられた一連の写真のあとに、タコの定食の写真がありますが、そちらの方が少なくとも〔力がある〕気がしました。(笑。って、ほんとはマジでそう思っているのですが)


Commented by kurashiki-keiko at 2010-11-03 07:35
倉敷で出あってから、ずいぶんお久しぶりです。
瀬戸内国際芸術祭、すぐ近くにいらしていたんですね。;
瀬戸内の島々が活気づいていてとてもよい催しだと思います。
私は義母が背骨圧迫骨折であまり出られないのですが、
10月31日に美観地区を散歩した様子をブログアップしました。よかったらご覧ください。http://kurakeiko.exblog.jp/12182370/
Commented by kadoorie-ave at 2010-11-03 12:55
> yaliusatさま
こんにちは。「現代美術」とか「芸術」って、場合によっては、仕方なくそのように呼んでいるだけかもしれないなぁ...と思います。適当な呼び名が日本語で見つからないために。でもジャンル分け(またはラベルを貼るというのか)しないと、落ちつかない人も多いですし。
それともう一つ。今の「ビジュツ」には、これまで以上に、行ってその場で体験しないと良さが伝わらないものが多い...というのも、私の感想。島で見たものには、もちろん自分の心に響くものと、そうでもないものがありますけれど、色々あるのをじゃんじゃん歩いて廻ることが、おもしろかったです。
というわけで、この「瀬戸内国際ゲージュツ祭」はとても[面白く]て[興味深い]ものでありました♪これまでの「観光」では、人がまず行きそうもないような津々浦々にまで、作品たちが人を誘い込んでくれていました。行った先に「わぁ♪」と嬉しくなる、ちょっと新鮮な、違和感のあるものが出現している。その対比で「いつもの風景」が俄に輝きを増すというのが、よかった。この芸術祭、なかなかよくできた装置でありましたヨ。
Commented by kadoorie-ave at 2010-11-03 15:21
>kurashiki-keikoさま
お久しぶりです!あまりにもあっという間に時が経つので、ついて行かれません...。
瀬戸内国際芸術祭には、ほんとは倉敷での仕事の用事の『ついで』で行ったのです。船が混んでいて、びっくり!
倉敷のお散歩レポ、読みました!ミゼット、私ちゃんとわかります〜。アベニュウは、夜しか行ったことがありませんでした。こういう時間もいいですね。倉敷は、ここのところ頑張りすぎて妙にきれいに整えられてしまった場所もありました。良い意味での生活感がなくなるとテーマパークみたいになってしまうんだけどな...と心配になりました。生活感と時を経たもの(どこでも、地元の人が『ボロっちい』と勘違いしがちな...)は、たとえどんな大金持ちになろうとも手に入れられないものですし...う〜む...。
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