そういえば、うかつな私は、大歩危を通ったというのに、祖谷渓(いやだに)がその奥にあるのだ
ということを、あの時はちっとも思い出せませんでした。
というのは、今回四国に来る前に、たまたま読んでいた本
「美しき日
本の残像 」の中に、著者アレックス・カー氏が20代の頃(1973年)
に古い民家を購入した地が、その祖谷渓でありました。「祖谷」とは
どんなところなのか、とても気になっていたのです。
※そもそもアレックス・カーの名を知った(というより思い出した)
きっかけは、今年の初めに「お会いしてみたい」と書いたうちの一人
ナガオカケンメイ氏の著書にアレックス・カー氏の名前があったから
なのでした。
アレックス・カーがその昔、東祖谷に買った家は「篪庵(ちいおり)」と名付けられています。サ
イトを見たところ、現在その家はNPO「篪庵トラスト」により運営されていて、会員になれば宿泊
もできる...ようです...。宿泊できなくてもいいから、まずは訪れてみたいなあ。
参照 ●
アレックス・カーの見つけた桃源郷 篪庵
●
Alex Kerr.com
●
ECO JAPANインタビュー:アレックス・カー氏
「田舎のリサイクル」が本物の自然を取り戻す
昔には戻れないから、精神的に「卒業」するべき
●
松岡正剛の千夜千冊「アレックス・カー『美しき日本の残像』」
●ブログ
“ちいおり”に暮らして -Moments at Chiiori-