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旅の思い出<高松/香川県庁舎 東館>

昨日一日、何週間ぶりかでお休みらしいお休みをとって、実家にも帰ってきました。
フリーランスでも、売れっ子で一年中無休なんていうかたは事情が違うと思いますが、私の場合『農
繁期』と『やや農閑期』(農業ではないんですが...)というのが予期せぬ順番でやってきます。年末
年始は忙しいのが普通ですが、今年は夏もありがたいことに、なかなかの農繁期状態です。ちと大変
だけど、描くのはおもしろいんです。

一番調子がいいのは、明け方3時半くらいに起きて、朝食まで描く。午前中はメールの返事や雑用を
こなす。昼に再開〜夕方6時くらいまで(ただし集中力落ち気味)...という時間の使い方です。切羽
詰まると、加えて夜11時から午前1時過ぎまで描きます。そして仮眠。明け方に起き出し...という繰
り返し。さすがにしょっちゅう一睡もせずに...というのは無理になりました。(してもいいけど翌
日集中力ゼロになって、元も子もない...。)
人と顔を合わせれば元気そうにはしていますが、本当は体が弱いので、中身はヨレヨレです。この間
なんか、昼食を食べたのを忘れ「ワタシッタラ マダ ナンニモ タベテイマセンヨゥ!」と、二度
目も完食してしまいました。ダイジョウブカ、ワタシノ ノウミソ!!(結構、本気でショックで
す。)

さて、そんなことはさておき、しばらく前の旅の思い出を。
こちらの画像は、香川県高松市にある香川県庁舎です。東館(旧・本館)は丹下健三の設計で、一階
には猪熊弦一郎の壁画があると聞いていました。夕方おそく、時間ができたので、フラッと観に行っ
てみました。

f0063645_10595285.jpg
所在地:香川県高松市番町四丁目1番10号
設計:丹下健三
階数:地上8階
高さ:43m
竣工:1958年
(お詫び:↑たった今読み直しましたら、階数
〜竣工が誰が読んでも間違っているとわかる
内容でした。お恥ずかしい。またボーッとし
て変なことを書いてしまったようです。訂正
いたしました。2010/8/23/19:40)

昔はこちらが本館でしたが今は東館に、2000年竣工の高層ビルが本館となったそうです。
両方を見比べながら思ったのは、まず、8階建てくらいなら、人としてなんとか把握できる(親しみ
を持てる)サイズだなあ..と。
そして、旧館のそばにそびえる、巨大な現・本館を眺めながら、「これほどの建物が必要になったの
は、香川県の人口が何倍にも増えたのだろうか?それともやるべき仕事が、広範囲、膨大、煩雑に
なって、旧館ではまったく収まらなくなったのか?はたまた機器、機材、施設が膨大な量になったの
か?」よくわからないなあ...ということでした。いずれにしても、たいへんだなあ。
日本各地の県庁の建物は、これからも絵本「そらいろのたね」のお家のように、どんどん大きくなっ
ていくのでしょうか?

f0063645_1102178.jpg
すっかり日が落ちたので、
猪熊弦一郎の壁画はこんな
ふうにしか撮れませんでし
た。
ただ、外から見ていても、
なんとなくのびのび愉快な
気持ちになる壁画でした。
公共施設に、こういう潤い
は嬉しいです。
いいなあ。




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by kadoorie-ave | 2010-08-23 11:27 | 散歩と旅・建物 | Comments(6)

北陸への旅<駅前ビル>

その●●駅前のロータリーに面ししたところに、駅ビルと高さのバランスのよいビルがあります。
そのビルの名前は、単純明快、「駅前ビル」!こちらも昭和そのものといった外観なのですが、同行の
S氏もT氏も「これは小野寺さんへのオススメ物件だ」という。

....どれどれ....と、侵入したところ、おお、確かに!ちょっと香港チックでもある。

f0063645_12542663.jpg
←一階の通路から歩道
を眺めると、なぜか鳥
居のようなものが見え
ます。






外に出て確かめたら、
本当に鳥居でした。
(鳥居はもちろん香
港とは何の関係もあ
りませんけど...)

↓むき出しのパイプや、鉄製の手すりがハードボイルドなテイストをかもし出しています。香港っぽく
見えるのは、手すりの色のせいかもしれません。

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↓外から見た外観の一部。「食堂 一休」の文字がいい。そして、日が暮れるとネオンが点り、い
かにも一日の終わり、といった情景になるのでした。

f0063645_1255097.jpg



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by kadoorie-ave | 2010-05-13 13:08 | 散歩と旅・建物 | Comments(2)

高知〜倉敷の旅 2010(3)祖谷とアレックス・カー

そういえば、うかつな私は、大歩危を通ったというのに、祖谷渓(いやだに)がその奥にあるのだ
ということを、あの時はちっとも思い出せませんでした。

f0063645_1352421.jpgというのは、今回四国に来る前に、たまたま読んでいた本「美しき日
本の残像 」
の中に、著者アレックス・カー氏が20代の頃(1973年)
に古い民家を購入した地が、その祖谷渓でありました。「祖谷」とは
どんなところなのか、とても気になっていたのです。

※そもそもアレックス・カーの名を知った(というより思い出した)
きっかけは、今年の初めに「お会いしてみたい」と書いたうちの一人
ナガオカケンメイ氏の著書にアレックス・カー氏の名前があったから
なのでした。


アレックス・カーがその昔、東祖谷に買った家は「篪庵(ちいおり)」と名付けられています。サ
イトを見たところ、現在その家はNPO「篪庵トラスト」により運営されていて、会員になれば宿泊
もできる...ようです...。宿泊できなくてもいいから、まずは訪れてみたいなあ。
参照 ●アレックス・カーの見つけた桃源郷 篪庵

   ●Alex Kerr.com
   ●ECO JAPANインタビュー:アレックス・カー氏
    「田舎のリサイクル」が本物の自然を取り戻す
     昔には戻れないから、精神的に「卒業」するべき

   ● 松岡正剛の千夜千冊「アレックス・カー『美しき日本の残像』」
   ●ブログ “ちいおり”に暮らして -Moments at Chiiori- 


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by kadoorie-ave | 2010-03-12 14:48 | 散歩と旅・建物 | Comments(2)

高知〜倉敷の旅 2010(1)

先日、仕事で南国土佐に行きました。
よく考えてみたら、昨年の2月まで、神戸より西に行ったことがなかった私です。2月に取材で香川
へ行き、その足でせっかくここまで来たのだからと倉敷にも立ち寄ったのでした。それですっかり
倉敷が好きになって、あちらで個展開催。倉敷にも香川にも知り合いが増えました〜。このブログ
のおかげでもあります。そして、何回も倉敷や香川を訪れることになりました。なんだか不思議だ
なあ。


さて、今回は初・高知でした。飛行機で高知まで飛ぶ...という手だてもありますけれど、私はゴト
ゴト・ビュンビュン列車に揺られているのが好きですから、まずは高松まで電車で。そこから、以
前も高松取材でお世話になったどつぼさん(坪内政美さん)と合流して、車で陸路、高知入りいた
しました。(四国取材といえば、この人の出番なのです。鉄道のことはもとより、四国のことは
な〜んでもよくご存知なのです。呆れるくらい。)

陸路を行ってとても良かったと思うことは、四国、なかでも高知県が山また山で、分厚い森林に覆
われたところなんだなぁと実感したこと。行きは高速道路で一気に進み、高知取材後の帰路は普通
の道をうねうねと辿って高松まで戻りました。

そのあと、倉敷にも立ち寄って、また新しい発見をして帰って参りました。

これから何回かは、今回の四国と倉敷のふらふら旅(一応全部仕事なんですけど)で見たものを、
頭に浮かぶままにご紹介していきます♪
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この写真は、高知からの帰り道、どつぼ氏が、「小野寺さんが好きそうな町並みがある」と立ち
寄ってくれた、徳島県美馬市脇町にある「うだつの町並み」の風景。倉敷の本町通りを初めて見た
ときとおなじで、日が暮れてから、こういう町並みがパッと現れると、夢を見ているのかと思って
しまいますね。
画像をクリックすると大きくご覧になれます。
※(撮影/坪内政美 氏)

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(追記)写真家・三井昌志さんのブログ たびそら「リキシャで日本縦断!」。これまでアジアを
旅してきた三井さんが、バングラディッシュ製のリキシャを運転しながら日本を縦断中!
先日、ちょうどこの脇町のうだつの町並みでの様子が出ていました。昼間の町並みを垣間見ること
ができます。
→→「6日目:これから探しに行くんだ」




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by kadoorie-ave | 2010-03-05 22:54 | 散歩と旅・建物 | Comments(4)

イラストの仕事<『府内町家』日本ハウジング・町の工務店ネット>

最近の仕事もご紹介しなければ。

大分の日本ハウジングによる、「府内町家」のパンフレットのイラストです。パンフレ
ットというのが正しいのかどうかわかりません。というのも「住まいネット新聞 びお」でおな
じみの町の工務店ネットが編集した冊子で、紙質がよく、印刷も美しい、レイアウトものびのび
した
ものです。最近ではそういうものはかなり減りました。手に取るだけで、なんだか気持ちが
いいなあと感じる冊子です。写真やイラスト(何人ものかたの魅力的なイラストが添えられてい
ます)も豊富で、わかりやすい。
その中から、私のイラスト部分だけ、ご紹介します。

※画像をクリックすると、大きめに表示されるものも...あります。

f0063645_15584991.jpg

f0063645_16121812.jpg

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まだまだあって長いので、続きをご覧くださるかたは「More...」をクリックしてください。↓



More....続きはこちらから
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by kadoorie-ave | 2010-03-02 16:17 | イラストの仕事 | Comments(2)

Wolrd's Greeenest Homes<HK(香港)Space Saver>

香港の好朋友、Tammyさんがメールで教えてくれたサイト「planet green」
この中に「Wolrd's Greeenest Homes」という家(住まい)の動画集があります。この中に、香港
の、とあるスタイリッシュな住まいが紹介されています。それもものすごい「空間節約家」の。

f0063645_11352324.jpg

こちらをクリックしてください↓(音声が出ます。そして英語ですけど聞き取りやすいです。でも
見るだけでもわかります。)
http://planetgreen.discovery.com/videos/worlds-greenest-homes-hong-kong-space-saver.html
 

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by kadoorie-ave | 2010-02-02 11:34 | 映画・音楽・ART・WEB | Comments(4)

大阪<洋風長屋...なのか?>

沿線にこんな建物を見つけました。近寄って詳しく観察する時間はなかったのですが、気になって、歩
きながらパチリ。大阪にはこんな洒落た長屋(?)が色々あるんでしょうか?

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かなり凝った造りですよね。
 


中も見てみたかったな。






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by kadoorie-ave | 2009-12-15 23:20 | 散歩と旅・建物 | Comments(14)

初・九州<筑豊への旅—崎山駅・駅舎>

そう、前回のエントリーでtomotubbyさんがコメントしてくださったとおり、「平成筑豊鉄道
とその沿線を歩き回ったのでありました。大体この地図の辺りです。



これから仕事で記事にする題材は掲載できないのですが、それ以外のものをご紹介していきたいと
思います♪

九州全体を見てきたわけではないので、あくまでも小倉〜行橋〜直方(のおがた)辺りの印象です
が...
 ●鄙びているけど、枯れてはいない。
 ●色彩が豊か
 ●上手下手、センスがいい悪いを抜きにして、公の場に絵が多い。
  絵でいっぱいにすること、是サービス也というかんじ?
 ●人に親切をするときは、まず自分が愉しそう(というか、親切に迫ってくる人が多い)
 ●思いついたら、とりあえずやってみる。(=try & errorな人が多い、ような気が...)
 ●おしゃべり好きな人が多い(というか、迫ってくるように話す人が多い)

これは、私が今回この地域でのみ感じた印象なので、思い違いかもしれません。でも、なんだか私
にとって気が楽というか、妙に親近感を感じたのでありました。

さて、沿線でも特に気に入ったのがこの「崎山駅」です。

f0063645_22581823.jpg

色あせているのですが、絵画的ないい色になっています。

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待合室も、ドリーミーな配色。







そのうえ、よく見ると...
  ↓
  ↓ 
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓

f0063645_2314281.jpg

あんただけ だいすき♡
...なんだかうれしい。


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by kadoorie-ave | 2009-08-29 23:06 | 散歩と旅・建物 | Comments(2)

高松〜倉敷〜岡山の旅『倉敷民藝館(2)』

では、倉敷民藝館の中に入ってみましょう。(係の方に確認したところ、館内はフラッシュを焚か
なければ撮影可だそうです。もちろん他の方の迷惑にならないように、ですが。)

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倉敷民藝館はもと米倉だった
建物三棟から成っているので
すが、結構な広さがありま
す。人も少なく、のんびりと
観ることができました。

この時期は暖かくなってきた
とはいえ、2月末でしたから
まだひんやりしていました
(窓、開いています〜〜)。


一部ですが、展示してあるものをご紹介します。

f0063645_23395461.jpg

(↑こちらの画像はクリックすると多少大きく表示されます。)


f0063645_23402086.jpg
この縞しまの
箱形の蓋物、
なんだか
とっても気
に入りまし
た。


展示されたものを見ながら、ふと窓から外を見るとこの景色。民藝館のところどころにある「蔵」
ならではの窓がなんともいえずいいのです。切り取られた風景に静かな味わいがあって。

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なんてったって目の前が倉敷
ですもん。そして、ほら。
雨が似合うでしょう?
(ちょっと冷えますけどね。)

...そしてまだ「倉敷民藝館」は続きます。




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by kadoorie-ave | 2009-05-04 23:59 | 散歩と旅・建物 | Comments(6)

高松〜倉敷〜岡山の旅『倉敷民藝館(1)』

さてと。倉敷で是非行ってみようと思っていたところの一つが、倉敷民藝館です。(←倉敷民
藝館のサイト、凝り過ぎているのかちょっと見づらいです...。)


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倉敷館観光案内所のすぐ先に
あります。

わ〜ん、期待通りいい雰囲気
ですよこれは。
駒場東大前の「日本民藝館」
はもちろん大好きですが、こ
ちらはこちらでのんびり静か
な感じがたまりません。

滞在中ずっと小雨が降ってい
たのですが、それも似合いま
す。

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入り口はこちら。

ああもう、
好き好き
大好き
こういう感じ♪

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向かって右の入り
口から入って入場
券を買います。

それにしても...
白壁の腰に黒っぽ
い貼り瓦...
貼り瓦って
いいです
ね〜。
嬉しさに
クラクラしてしま
う。

倉敷民藝館は、もともと米倉でありました。わ〜ん、私も米倉ほしい〜。どこかから
降って来ないかなあ...米倉。白壁に貼り瓦の。

ま、それはさておき、中に入りましょう。(2に続く...)


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by kadoorie-ave | 2009-05-04 08:38 | 散歩と旅・建物 | Comments(4)