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本日の夕飯<炒咸食もどき&カレー料理>

DVDに録画されたNHK/BSプレミアム「旅のチカラ 家族の厨房 再生のレシピ」、もう5回も繰り返
して観てしまいました。フレンチの料理人狐野扶実子さんの繊細で清々しい表情も、北京の料理店
「厲家菜」の厲愛茵さんやスタッフの人たちの表情も、とても美しいのだもの。
  ※cf:厲家菜(@北京)について、写真がきれいでおいしそうなブログを見つけました♪素敵〜
    BBB ~Black Bacchus' Blog~/2010年09月23日厲家菜 @北京 厲さん家のお惣菜
その中で、西太后の普段の食事レシピのひとつ「炒咸食」の作り方を狐野さんに伝授するシーンが気
になって、似て非なるものでいいから作ってみたいと思いました。
材料は『カラシナの根の漬物』と『タケノコ』、『人参』。これらを紙のように均一に薄切りしてか
ら細い細い千切りにします。火加減に注意しながら、炒めます。
カラシナの根の漬物と聞いて思い出すのは「搾菜(ザーサイ)」ですが、あれは正確には根っこでは
なくて茎の変形した種類だし...大頭菜でしょうか?コールラビともいいますが、大頭菜もカラシナの
一種で、根芥子/根芥菜ともいいます。中国はこれで漬物も作りますよね。...とはいえ、私の所にあ
るのは大きな塊の搾菜だけ。そこで、これを薄く切ることにしました。
タケノコはある、人参もある。みんな薄〜く切って千切りにしました〜。これができるのは、野菜切
りに適した中華庖丁があるからですね。中華庖丁はほんとうに千切りが得意です。切り終わったら、
カードのように野菜をスーッと包丁にのせて切った形を崩さずに移動することもできます。
それで、できたのがこれ。↓

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太く切ってあるように
見えるので、私は声を
大にして言う。

「私にしては頑張って
針生姜みたいに切って
あります!」

はいっ。

味付けはナシ。搾菜の塩分だけで充分だったので。でも、ほんとうは「炒咸食」ってどんな味なんで
しょうね?六本木ヒルズにある厲家菜に行かなくちゃダメ?(できるなら北京の本店に行きたいな♪)

※大頭菜(コールラビ/根芥子/根芥菜)も正確には『球状に肥大した茎部』らしいのですが...。
cf :大頭菜→『石碇開心農場』大頭菜(Turnip)
    →『新華網』來自廣西南鄉的頭菜(圖)
    →『Wikipedia』コールラビ
   搾菜(ザーサイ)→『Wikipedia』ザーサイ 
    →『上海ヴォイス』食道をゆく 第17回 搾菜

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
...というわけで、夕飯の取り合わせが少し妙なことになりました。スーパーの棚に、久しぶりにラム
肉の切り落としがあったので、今晩はカレー(というよりインド料理?)にしようと決めていたので
す。こんなふうに。中華の前菜とインド料理...陸続きだからよしとする...。北京とインドだけれど。

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お米は長粒米のジャス
ミンライス。ジャスミ
ンの香りがするのでな
くて、ポップコーンを
作っているときのよう
な香ばしいにおい。炊
いている時も、幸せ。

これは、ソース(ウス
ターとか中濃のあれで
はなく)や油と相性が
いいです。パンとバタ
ーのように。


今回のジャスミンライスは、香港の好朋友Annaさんがくれたもの。おいしい!

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←こちらがラム肉のカ
レー。
ラムローガンジョシュ

本来ならラムチョップ
を使うのかな?
プレーンヨーグルトに
にんにく、生姜、レモ
ン汁を混ぜてマリネし
ておきます。

煮込む時は玉ねぎやト
マト、スパイスと共に
コトコト。

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こちらはなすとブロッ
コリーのヨーグルトソ
ース


今回初めて作ったので
すが、ヨーグルトにハ
チミツやしょうが、タ
ーメリックほかスパイ
スを混ぜたソース。コ
クも爽やかさもあって
いいもんでした。

またやってみようっと

 

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by kadoorie-ave | 2011-05-25 23:46 | おいしいもの | Comments(4)

いただき物と本日の夕飯

ここのところ、うれしい郵便物(メール便含む)がたて続けに届きました。まずひとつ目。

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四月の末に、重松清/原作の舞台、演劇集団 円による「カシオペアの丘で」を観に行きました。よく
ブログも拝見している141さんが出演されるうえ、とてもいい作品だと聞いていたので、これは見逃
すまいと馳せ参じたのです....千秋楽の日に。
いやー、見逃さなくてほんとうによかった!この先も、ふとした拍子に、または何事かにぶつかった
時、きっと何度も思い出すのではないでしょうか。心に深くしみる舞台でした。

そうしたら先日、なんと、「出演者全員のサイン入り台本」が当たってしまいました。うれしくて、
これからもいいことが起こりそうな気がしたり...♪

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さて。昨日、ポストを覗くとなにやら厚みのある封筒が。開いてみると、↑費玉清のCDが入っていま
した!心洗われるあの歌声、じっくり聴きたかったんです〜。T永さん、ありがとうございます。

さら〜に、今日になったら、ポストにDVDが届いていました。こちらは、T井さんに録っていただい
たもの。見たかったNHK/BSプレミアム「旅のチカラ 家族の厨房 再生のレシピ」です。
北京の料理店、「厲家菜」の料理の映像も、お店の人たちも、フレンチの料理人狐野扶実子さんも、
純粋で、シンプルで、あたたかい。

CDとDVD。これでは、いやが上にも夕飯は中国料理を作る気満々になってしまいます。

そういうわけで、今晩は中国料理(やや北京家庭料理系?)になりました。これが全体の様子。

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↓使った油は、つや出しの為にごく少量。さっぱりしていて、いくらでも食べられます。

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↓おなじみ、棒々鶏。

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↓ゴマペーストと、花椒が効いた蒸し茄子。緑色に見えるのは香菜。大好きな一品。

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↓こちらはマイタケ、椎茸、ヒラタケを炒めてとろみをつけたもの。豆苗は、最近近所でもやわらか
くておいしいのが手に入りやすくなってきました。

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↓たまたま冷蔵庫に入っていたニラと卵でスープを。めずらしくもなんともないスープですが、棒々
鶏のササミを茹でたお湯をスープにしたので、味に深さがあると思います。

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それにしても、どうしても毎回、皿一杯にてんこ盛りにしてしまう。鍋やボウルに中
途半端に残るのが苦手で、無理矢理お皿に全てのせてしまうからですね。

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by kadoorie-ave | 2011-05-24 23:53 | 映画・音楽・ART・WEB | Comments(8)

漢方スープを作るの巻<猴頭菇清肝明目湯>


f0063645_2344447.jpg香港朋友からのいただきもの、漢方スープのセッ
ト。「湯」というのは広東語でスープの意。

薬効によって、組み合わせが色々あり、スーパー
や漢方薬店で手軽に購入できます。なんとなれば
香港の家庭では、家族の体調に合わせてた漢方薬
材と季節の食材を合わせてスープを作るのが基本
だからです。食事そのものの土台に薬膳の知恵が
あるのです。私も、香港に行くと必ず何かしら漢
方スープの素を買って帰ります。私にはたいした
知恵はありませんが。

情けないことに年始〜3月までの忙しさの疲れがまだのこっていて、ワタクシ体調が今ひとつ芳しくあ
りません。早く調子を整えて元気になろうじゃないか...というので、大切に保存していたものを今
日、ついに使うことにしました。

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作り方は、袋の裏面に広東語と英語で書いてありますから、日本人ならその両方を読めばなんとなく
理解できるのです。
なになに?ふむふむ...。効能は、肝臓および消化器系の機能を整え、強める/肝臓のデトックスにも
いい。目にも効く
...と。 して、何が入っているのかな?

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袋から出してみましょう。↓
猴頭菇(ヤマブシタケ):(効能)免疫力のアップ、コレステロールの低下、胃潰瘍の治癒、ガン予防
枸杞(クコ):(効能)滋養強壮、視力減退、めまい、鎮咳、老化防止、疲労回復、精神安定、不眠
肝機能の強化(肝細胞の新生促進、肝細胞内の脂肪沈着抑制)、免疫力向上、コレステロール降下

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桑椹子(クワの実):肝腎を補益するものとし
て、強壮薬あるいは鎮痛薬的な目的で、便秘、耳
鳴り、糖尿などに利用する。

蜜棗(デーツ):精神を安定させ、顔の皮膚を整える。鉄分を豊富に含んでいるので貧血症にもよい。
老火湯 (長いこと煎じるスープ)に甘みを出したり、潤いを出す。
陳皮(みかんの皮):芳香性健胃、駆風去痰、鎮咳剤として食欲不振、嘔吐、瀉下、疼痛、咳など。血
圧降下作用もあり、漢方では芳香性健胃、鎮咳薬として、外皮を陰干しして乾燥させ、1年以上たった
ものが生薬として利用される。

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そしてこれ。

金蟬花
 ・
 ・
 ・
え、これってなぁに?
袋から出してみましょう。

ジャーン!・・・って、これはどう見てもむ、し。でしょう?

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一つつまんで...横から見たところ。

やっぱりどう見ても虫。頭から、紐状のものがい
くつも伸びているものもあります。頭から紐を出
した、虫の山だぁ〜〜。


それで、調べてみました...「金蟬花」ってなんで
しょう?

金蟬花冬虫夏草(昆虫寄生菌)の一種で、バッカクキン科のキノコが蝉の幼虫に寄生したもの。抗
腫瘍活性を示すβ-1、3-D-グルカン、細網内皮系細胞のマクロファージ亢進作用や血糖降下作用の
あるガラクトマンナンなどの多糖が含まれている。またコルジセピン、コルジセプス酸、ビタミンB
12などの成分も。古来中国では、子実体と虫体を一緒に乾燥したものが薬用とされ、『証類本草』
(唐慎微、1108年)には「小児の驚癇、夜泣き、心悸亢進」などに効くと記されている。さらに
鎮静・鎮痛・鎮痙薬として、また眼病、麻疹、発熱、炎症性疾患にもよいとされてきた。子実体だけ
でも滋養強壮効果があるとして、食用に珍品として供されてもいる。
→(参照)古網今來:養殖金蟬(中国語)

↓さあ、早速煮込んでみましょう。ええと、私は「ゲテモノ」は食べません。珍しさだけを自慢にす
るようなのはいやなんですが、或る民族が、昔から大切に食べてきた伝統あるものだったら、素直に
試すことにしています。
...とはいえ、蝉がスープの中でバラバラになったらちょっと困るので、お茶用のパックに入れて煮出
しました。3時間も煮込み時間をとれなかったので、残念ですけれど豚肉だけ圧力鍋でサッと柔らか
く煮てしまいました。それを煮汁とともに漢方スープに戻し、さらにコトコト煮込みました〜〜♪

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味付けは、塩のみ!
(スープの出来上がり写真を撮るのを忘れました。)素材の味がみんな溶け込んだスープ、おいし〜
い!体中にしみ渡るかんじ。滋味豊かな味わい。

さらにね、飲んだ後、汗は出ないのですが、手足の先までポカポカする〜!食後も、長い時間体中が
あたたかかった。今の私の体調に、ぴったりじゃないでしょうか、このスープ!

(参照)こちらのサイトに、ほぼ同じスープのレシピが載っていました。中国語ですが、なんとなく
意味もわかるのではないかしら?→[食譜分享] 猴頭菇桑椹子金蟬花湯

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by kadoorie-ave | 2011-05-20 00:53 | おいしいもの | Comments(2)

近頃の夕飯<生煎>

最近、仕事で「生煎(shengjian)」の絵を描いたら、ただちに自分でも食べたくなってしまいまし
た。
生煎は、日本では「焼き小籠包」と呼ばれることも多いようですが、小籠包を焼いたのとはちょっと
違います。生地は、小籠包の皮に近いものもあるようですが、多くは発酵させた小麦の皮で包み、中
の肉餡には、煮こごりのスープがたっぷり。大きさは肉まんよりグッと小さいです。これを香ばしく
蒸し焼きにしたもの。フワァ〜ッと上がる湯気、底の部分がカリッとして中から肉汁のスープがたっ
ぷり...

ああ、食べたいなあ。

そうなると、頭の中にはそれしか浮かんできません。もう、作るしかないですよね ♪
塊肉をスライスしてから、とんとことんとこ、包丁でたたいてひき肉状にします。そこに、鶏ガラ
スープにゼラチン(寒天でもいい)を加えて冷やしておいたものを細かく刻んで混ぜ込んで(詳しい
作り方は、「生煎 作り方」とか「生煎包 レシピ」で検索してみると出て来ると思います)、イー
ストで発酵させておいた皮を、水餃子の皮の要領で丸く広げます。それで肉餡を包む。

↓こんなふうに。
※写真が二つ横に並んでいるものは、クリックすると拡大してご覧いただけます。)

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こうやって、まずは焼き付けて...

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熱湯をジュウウ〜ッと加えて蓋を
し、蒸し焼きにします。

お湯がなくなってきたかな?まだあるかな?ちょっと蓋を開けてみました...。

↓あとちょっと。

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そろそろOK!

↓で〜きたっ!!

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反省点はあります。皮で包んだあと、他の用事で少し時間がかかってしまいました。それで、必要以
上にふっくらしてして大きい!
けれど、味はまあ....大丈夫。おいしい。

その他の、メニューは次の通り。

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ビンボー蝦なし酸辣湯(サンラータン)
トマト入り


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青梗菜のミルク煮 枸杞入り

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セロリの塩炒め

味付けは塩のみ。
セロリが鮮やかな色になったら、炒め終
わり。胡椒は入れない。歯ごたえがいい
です。

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生煎が上海のものなので、もうひとつ上
海家庭料理を付けましょう〜。

そら豆と高菜漬けの炒めたものを。
咸菜豆瓣
そら豆を崩しながら炒めます。そら豆と
漬け物がこんなに合うとは...と、毎回感
心します。この時期限りの鮮やかな翡翠
色。



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by kadoorie-ave | 2011-04-27 18:22 | おいしいもの | Comments(14)

近頃の夕飯<清蒸鮮魚>

元気の出る食事、というと中華料理です、私には。それも、香港や台湾あたりの、新鮮であっさりし
た中華料理がよいんです。そこで..

近くの角上魚類に行ってみたら、ぷりんぷりんの黒い魚が目に留まりました。クロソイという
魚です♪カサゴ目フサカサゴ科メバル属...なんだそうです。店では「煮魚によい」と書いてありまし
たが、クロソイは私を見つめて『蒸してください、ねえ、お願い!』って、言っていました、いえ、
ほんとうですってば。私はまだクロソイを食べたことがなかったのですが、どう見ても、むっちり柔
らかな食感が期待できる容貌。頭の中で香港の「石斑魚(セッバンユイ)/ハタ」を思い浮かべつつ
買い物籠へ...。


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直径30cmのセイロから、どーん
と出てしまう。
このボリューム♪
魚の下には、ネギの青い部分など
を縦半分に切ってスノコのように
並べます。そうすると、上記の通
りがよく、ネギの香りも移るとい
う寸法。

結局、蓋をかぶせながら、クロソ
イにはシャチホコかヨガのような
ポーズをとってもらい、それでも
閉められなくて、シッポに骨折し
てもらいました...。

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はぁい、蒸し上がった!ことなく目が恨めしげに見えるのが気になりますが...まあ、いいか。
蒸し上がったら、蒸し汁と紹興酒、醤油などを合わせてタレを作ります。
そして、フライパンで煙があがるほどに熱した油を、白髪葱の上からジュウゥゥゥゥッとかけて
来上がり。清蒸鮮魚です!


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涼拌四季豆/さやいんげんの生姜和え

さっと茹でたさやいんげんを、醤油・
塩少し・砂糖・ごま油と細切りの生姜
とで和えたもの。

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XO醤青瓜/きゅうりのXO醤和え

軽く塩をしてしんなりしたきゅうりに
XO醤を加えて和えるだけ。
XO醤にもともとコクもうま味も油分
もあるので、これで和えるだけです。

キュウリを、もっとコロコロに切って
も歯ごたえがあっておいしい。

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魚に添えた青菜(これはかき菜だった
か?)の葉先はスープの青味に。
春雨・椎茸・ねぎなどで適当に作った
スープなので名前はとくになし。
干し椎茸を水に浸したものが冷蔵庫に
常備してあるのですが、その戻し汁と
鶏ガラスープで結構よい味になります。

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ロ査 ロ窄彩り豆のおしるこ

マレーシア風おしるこ。
何種類もの豆で作るあっさりした甘さのおしるこ(糖水)。ええ〜なんてえらいんでしょう、光子さ
んたら、何種類も豆を煮たの?と思っていただけたでしょうか?ウケケッ。ほんとうは、茹でた数種
類の豆の冷凍パックと、ゆでたひよこ豆の缶詰をちょっとの間甘く煮ただけです ♪
仕上げにココナッツミルクをタラリと加えます。豆とココナツミルク好きの私には堪えられないデ
ザート。

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by kadoorie-ave | 2011-04-24 02:49 | おいしいもの | Comments(6)

寒い、寒い〜白菜と大きな肉団子の鍋にしよう。

ここのところ急に冷え込んで、机に向かっていても寒くてそわそわしてしまいます。こんな日の晩ご
飯は、湯気がモウモウと立つ鍋物がいいなあ。ちょうど、大きくてみずみずしい白菜があるもの♪

...そうだ、久しぶりにピェンロー(扁炉)がいいんじゃないかな?...と思ったのですが、豚バラがな
い。冷蔵庫にあるのは豚ひき肉。仕方ない、肉団子のピェンローにしてみるか♪豚ひき肉に、戻して
粗みじん切りにした干し椎茸、みじん切りのネギなんぞを加えまして...ここで塩かしょうゆで塩分
を...というところですが。
そういえば、長く漬けすぎた自家製鹹蛋(しおたまご/咸蛋)があるのですが、その白身なんかどう
でしょう?ふと思いつきました。ひき肉のつなぎに、いずれにせよ卵も加えますし。鹹蛋ならちょっ
とした風味もつきそうです。ボウルの中で材料を混ぜて、ひき肉に弾力が出るように、同方向にずっ
とかき混ぜ続けるのはいつもの通り...なのですが....ん!?なんでしょう、鹹蛋の白身を入れた途端、
感触が違ってきました。全体がいい感じにまとまってきて、弾力が出てきたような。
これをかなり大きめの直径5〜6センチほどの団子にまとめました。表面だけ固めたいので、他の鍋で
軽く下茹でしました。

そしてできたのが...

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ジャーン♪

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こちらです。

扁炉よろしく、鶏もも肉のぶつ切りも入っています。ついでに手羽中の半割もあったので入れました。
熱湯で戻しておいた春雨も加えたら、コトコトコト...白菜が柔らか〜くなるまで静かに煮込みます。

何種類かのタレを用意して...いただきま〜す!まずは、具をタレに付けていただき、スープは塩味を
つけていただくもよし、あとでご飯を入れておじやにするもよし。肉の旨味とたっぷりの干し椎茸の
出汁、白菜の甘味、そしてごま油の香りが一体となって、いいスープになってます♪
ところで、肉団子ですが!ちょっと奥さん、大変よ!自分で作っておいて言うのもナンですが、めっ
ちゃ美味しくなってる!食感がプリップリのブリッブリ。
素晴らしい弾力。どうしたことでしょう。
噛みしめると深い味わい。鹹蛋の白身のおかげでしょうか?理由がわかりません。研究しなくては。

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豚肉から出る脂はこの鍋ではとくに、美味しさの素です。が、これは日々の料理なので多少体のこと
も考えて、アクと一緒にある程度取り除いています。かわりに、さきほどごま油と書きましたが、脂
を洗い流してくれる油でもある「えごま油」を仕上げに回しかけました。ですから、案外さっぱりし
た仕上がりであります。


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by kadoorie-ave | 2011-01-12 04:05 | おいしいもの | Comments(4)

謹賀新年!2011年

新年明けましておめでとうございます。

新しい年が幸せに満ちた、素敵な一年になりますように。

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今年も、聘珍樓のニューイヤー・カードのイラス
トを描きました。大好きなお店だけに、これは本
当にうれしいことです。


今回描いたのは、厨房の中。

中華調理と聞くと、だれもが鍋から威勢よく上が
る炎をイメージするのではないでしょうか。それ
で、実際に聘珍樓 横濱本店の厨房にお邪魔して、
その様子を拝見しました。

この情景は、厨房の方たちがわざわざ私のために
一斉に炎をあげ、ラインダンス状態で見せてくだ
さったのです。皆さん、気さくで感じのいい方ば
かりでした。

手前に立っている恰幅のいい男性は、新しく総料
理長に就任した西崎英行氏


...なぁんて書いていたら、お雑煮も食べたいけれ
ど、中華街に繰り出して、おいしい中華料理を食
べたくなってきた...


本年も、どうぞよろしくお願いいたします!

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by kadoorie-ave | 2011-01-01 04:00 | イラストの仕事 | Comments(18)

近頃の夕飯<中華料理で野菜をいっぱい食べたいな>


f0063645_14182237.jpg ぼうっとして、買い物の時、家にあるのと同じ野菜をまた買っ
てしまったり、生協の野菜を頼みすぎたり。これはもうモリモ
リ消費していかないと、冷蔵庫に入りきりません。
この間の「香港女子会 クリスマスパーティー」から、脳内が
香港色に染まったままなので、ここはひとつ、中華料理でいき
ましょう♪


↓カリフラワーと豚肉の炒め物 枸杞(クコ)入り

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豚肉に、片栗粉・五香粉・醤油・紹興酒で下味を付け、ネギ・生姜と炒めます。さっとゆがいておい
たカリフラワーを加え、塩で味をととのえる。仕上げに、枸杞を浸しておいた少量の水ごと加え、片
栗粉でとろみをつけます。予定より調味料の色が濃く、黒っぽくなってしまいましたが、味はよかっ
た。五香粉がほのかに甘く香って食が進みます。カリフラワーの歯ごたえは一応あったけど、もっと
早く火を止めればよかったかなぁ。

↓豚レバーと小松菜の炒め物

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豚レバーをスライスして、しばらく醤油+酒+生姜のみじん切りと合わせたものを揉み込んで漬け込み
ます。これをネギ・にんにくと炒めて、さらにさっと湯通しした青菜(ここでは小松菜)も合わせま
す。塩で味を整えたら完成。

以上はいずれも地球丸くらしブックス「中国の女医さんが教える おいしくて身体にいい中華」(リュ
ウ・メイ/著)に載っていま〜す!

あとは、五穀米と、この↓冷蔵庫の野菜室お掃除スープ...。 

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今回は、鶏ガラスープをベースに
蒸してあったパプリカの皮をとっ
て手で千切ったもの・香菜・きの
こ色々...等を入れました。


まだしばらく、中華料理熱は続く
...かな?



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by kadoorie-ave | 2010-12-15 14:48 | おいしいもの | Comments(8)

この頃の夕飯

瀬戸内国際芸術祭、次は「(15)稲作と竹のアジア」にチラリと出てきた竹の宮殿のような、「
豆島の家
」のことを書こうと思っているのですが、ここのところ山盛りの締め切りがあるのでな
かなかまとめられずにいます。というのも、今回観たなかでも特別思い入れのある物件なので、落ち
着いて書きたいなどと思っているのであります(それほどの内容にはなりませんけど...)。

そこで今日は、そんなせわしない日の夕飯を記録しておくことにしました♪(人様にとってはどうで
もいいことでありますが。)

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気持ちは締め切りのことでいっぱいで、「料理どころじゃない
よう」と一応焦り狂っているのですが、かといって買いに行っ
ても食べたいものがあるわけでもなく、近所にいいレストラン
もない...

食べて体を支えなきゃ...なんて思ってしまい、(食べずに痩せ
たらいいのでしょうが)簡単なものに徹して作ります。

(こんな日は、食べたいものをだれか他の人が作ってくれたら
もっといいんだけどな〜。)

↓トマト。輪切りにしただけ。上にかけたのは、紫たまねぎのみじん切りを赤ワインビネガーに漬
けておいたもの。美しいワイン色になります。あると便利なんです。
ここでは、その紫たまねぎをパラパラかけ、塩少々と荏胡麻油(香りのいいもの)を少し回しかけ
ています。

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↓冷蔵庫に青梗菜があった。上の葉の部分と下の肉厚の軸が多い部分に、ざっくり二等分。生姜と一
緒にサッと炒め、鶏ガラスープ(の素を溶いたもの)で 火を通します。歯ごたえがあるうちに、
片栗粉でとろみを付けて出来上がり...と言う単純な一品。単純だけど、好き。

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↓早く使わないといけなかった、鶏レバー。小麦粉を付けて油で揚げ、ケチャップと中濃ソース、紹
興酒を混ぜたソースを軽く煮詰めながらフライパンの中で混ぜ合わせました。

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↓左はアボカド。わさびとレモン汁と醤油を合わせてタラリとかけ回しました。
右はただ、しめじ(ヒラタケ)を紹興酒と鶏ガラスープの素少々で酒蒸し(?)にしたもの。

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このほか、ご飯。そしてレタスの入った中華スープ。大根と人参の中華風醤油漬け。

というわけで、あわてていた私は、一つの料理に一つの素材しか使わなかった...(五目なんとか、
のように色々な素材を合わせなかった)ことを発見。それも悪くないな、ということも発見したの
でした。ふむふむ。

(※すみません、いつものことながら、またボーッとして間違ったことを書いていたので訂正いたし
ました。一目見ればわかる間違いながら...「小笠原の家」ではなく、「小豆島の家」です。マツモト
さんからのコメントでやっと気づいた次第です。お恥ずかしい。)


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by kadoorie-ave | 2010-11-17 21:12 | Comments(4)

コースランチセミナー「秋の薬食同源」@聘珍樓溜池山王店

先日の10月2日、ゆったりとした気分で、ブログにも「今日は何して過ごそうかな」なんて、書いた
のですけれど。
...そのような「ゆったりした気分」になるなんて、粗忽者の私に似つかわしくないような。『こんな
ふうにのんびりすがすがしい気分だなんて、何か間違っているのでは?何かを忘れているのでは?』
と、一抹の不安を感じてはいたのです。はい。

とりあえずはSさんに用事があるから、メールでも送ろうか...と、携帯を手に持った瞬間、当のSさん
からメールが来ました。『おおっ、これは奇遇』と思いながら、見てみると...。

 <今、溜池山王に向かっています>

というメッセージ。
はて?なんだっけ?そういえば私、溜池山王の聘珍樓で、今度一緒に薬膳セミナーに参加することに
はなっていたけど...薬膳セミナーがあるのは10月2日。今日は...?私の誕生日の10月2日。

 あーーーーっ!!今日だった!薬膳セミナーきょうだったんだー!
そのとき、時間は11時28分

改めてはじまりの時間を確認すると、開場11:30/開宴12:00ではありませんか。ちなみに私の
家は東京都下多摩地区の北部。あー、ワープしたい!のんびりしすぎて、顔洗ってない、服はもちろ
ん普段着。どうすりゃいいの!?
落ち着け自分、落ち着くのよ。さてどうする?まずはお店とSさんに連絡を入れなければ。
お店の方に「どんなに急いでも、これから家を出るので1時になってしまいます...」と言うと、「セ
ミナーのお話は12時45分まであって、お食事が始まるのはその後です。なんとかお食事には間に合
うと思いますよ」とのこと。「すぐに飛んで参ります!」

溜池山王に到着するまで、向こうのホームから発車しようとしている電車を見れば、レール突っ切っ
て電車の壁を突破してでもそれに乗りたいと思い、電車に乗ったら乗ったで、車両の中を猛ダッシュ
したくてたまらないという有り様でした。

1時は過ぎてしまいましたが、一つだけ空いた私の席に滑り込み、体に染み渡る滋味豊かで清らかな
味わいのお料理をどんどんいただきました。
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●薬膳アドバイザー 大田ゆう子さんによる
  「秋の薬食同源 コースランチセミナー」●

     —潤膚美陰—

のどもお肌も乾燥が気になる秋。からだの内側に潤う力も持つために、「潤い」と関わりが深い
「肺」をケアする必要があるのだそうです。肺を重点的にケアしながら五臓の働きを高めていくため
のコース。
1 明爐梅子焼鵞・泡菜(ガチョウの大釜焼き 梅ソース添え・ズッキーニ パパイヤの酢漬け)
 香ばしい皮。そこに、ほのかに甘酸っぱさのあるソースがかかっていました)添えてあった酢漬け
 と最高によい相性でした。あわてて食べてしまい、写真がありません。
2 烏鶏燉遼参(烏骨鶏、乾貨入りすましスープ)

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どこまでも澄んでいる、滋味豊かなス
ープ。飲むやいなや、体中にしみ渡っ
ていくかんじのするスープで、そのう
ちおでこや指先までポカポカしてきま
した。
ナマコのぷるんぷるんしたのがおいし
い!

烏骨鶏・ナマコ・淮山(山芋)・金華
ハム・干し貝柱・棗・枸杞・玉竹・落
花生などが使われています。

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ちょこっとつまむのによい干しあんず。二つ入っていまし
たが、食べてしまいました。

3 籠蒸秋天菜鮑(活鮑と秋野菜の溶岩蒸し)

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鮑には「補血柔肝」「滋陰」という効
能があるそうです。

タレ(漬け醤油)につけていただくの
ですが、これがたまらなくおいしい。
これには鮑のキモや豆豉も入っている
のだそうです。

4 蟹粉炒鮮奶(上海がに入りミルク炒め)
白くてクリーミーなフワフワは、卵白と牛乳でできているそうです。その上に上海がにのソースがか
かっていました。思わず笑顔になってしまいます〜。
気づいたときには食べきっていて、写真は撮れませんでした...。


5 腊腸鶏ポー飯(南部鶏・銀杏・椎茸の蒸し焼きご飯)

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土鍋ご飯です。
香ばしくてコクがあって、しかも上品。全鶏使用な
のでコラーゲンも豊富。

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6 南北杏雪耳啤梨(杏仁入りの白キクラゲ 梨のスープ)

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清らかな甘味が印象的な温かいデザー
トスープ。

素材の甘味と、清熱・解毒作用がある
と言われている黄冰糖(石のような塊
で、黄色っぽい半透明の氷砂糖。あっ
さりしていながらコクもある)が優し
い味わい。

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by kadoorie-ave | 2010-10-04 22:41 | おいしいもの | Comments(2)