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展示会のお知らせ「上海と旗袍 −アンティークチャイナドレスで巡るアール・デコの世界」

来たる10月2日(金)〜9日(金)に、吉祥寺のエスカリエ・セーにてアンティークの旗袍とイラストの展覧会を致します!
「THE GOOD OLD DAYS & GREAT SHANGHAI STYLE 
           上海と旗袍 −アンティークチャイナドレスで巡るアール・デコの世界− 」

※詳細や変更点などは随時こちらに書き足してまいります!
※10月4日(日)のトークイベントは既に満席となっております。なお、大変恐縮なのですが、会場にゆとりがないため、トークイベント中参加者の方以外はご入場いただけません。
(14:00開始/15:30頃終了予定)


 ●広岡今日子のサイト:「大上海糖果號」
  広岡今日子の著書など:amazon.co.jp
 ●小野寺光子のイラストサイト:「MITSUKO ONODERA」  
 小野寺光子の著書、イラストを描いた本など:amazon.co.jp

また、Facebookのイベントページも作成いたしました。アカウントをお持ちの方はぜひご覧ください。
  →→ https://www.facebook.com/events/1695846963977320/
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1920-30年代は、旗袍(チャイナドレス)の全盛期。年ごとに流行はめまぐるしく変化し、より美しく旗袍を着こなそうと、女性たちがデザインの工夫に妍を競った時期です。

その流行の最先端が、外国人居留区「租界」をもつ上海でした。そこに暮らす女性たちは、本来の美意識に加え、欧州の最先端モードをいち早くキャッチし、旗袍のデザインに取り入れましたが、同時期に世界的流行を見せたアール・デコの影響を色濃く受けた旗袍も少なくなく、そこにはいま見られる「チャイナドレス」の想像をはるかに超えた美が宿っています。

今回は、広岡今日子のアンティーク旗袍コレクションから選りすぐりをご紹介。さらにその旗袍をまとった女性がいる風景を、イラストレーター・小野寺光子がえがきます。
旗袍の本当の美と、「魔都」と呼ばれ、最も輝いていた頃の上海を感じてください。

● 展示内容
1 上海メイドのアンティーク旗袍と、それを着用した女性を描いたイラストレーションの展示
2 当時のアクセサリー、小物類の展示
3 40年代の旗袍を再現した、香雲紗旗袍販売(大変希少価値のある生地で仕立てられています!)
4 小野寺光子オリジナル小物販売
6 広岡今日子と小野寺光子によるトークイベント  イラストと旗袍でみる上海
・ 10月4日(日)14時〜
・ 先着10名 お茶と小さなお菓子付き 
 (量は大変ささやかですが、今回の展示内容と関わりのあるものを、パティシエでもあった広岡今日子と、香港好きの小野寺が作ってお出しします。)

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by kadoorie-ave | 2015-09-23 02:16 | Comments(3)

近頃の夕飯<生煎>

最近、仕事で「生煎(shengjian)」の絵を描いたら、ただちに自分でも食べたくなってしまいまし
た。
生煎は、日本では「焼き小籠包」と呼ばれることも多いようですが、小籠包を焼いたのとはちょっと
違います。生地は、小籠包の皮に近いものもあるようですが、多くは発酵させた小麦の皮で包み、中
の肉餡には、煮こごりのスープがたっぷり。大きさは肉まんよりグッと小さいです。これを香ばしく
蒸し焼きにしたもの。フワァ〜ッと上がる湯気、底の部分がカリッとして中から肉汁のスープがたっ
ぷり...

ああ、食べたいなあ。

そうなると、頭の中にはそれしか浮かんできません。もう、作るしかないですよね ♪
塊肉をスライスしてから、とんとことんとこ、包丁でたたいてひき肉状にします。そこに、鶏ガラ
スープにゼラチン(寒天でもいい)を加えて冷やしておいたものを細かく刻んで混ぜ込んで(詳しい
作り方は、「生煎 作り方」とか「生煎包 レシピ」で検索してみると出て来ると思います)、イー
ストで発酵させておいた皮を、水餃子の皮の要領で丸く広げます。それで肉餡を包む。

↓こんなふうに。
※写真が二つ横に並んでいるものは、クリックすると拡大してご覧いただけます。)

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こうやって、まずは焼き付けて...

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熱湯をジュウウ〜ッと加えて蓋を
し、蒸し焼きにします。

お湯がなくなってきたかな?まだあるかな?ちょっと蓋を開けてみました...。

↓あとちょっと。

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そろそろOK!

↓で〜きたっ!!

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反省点はあります。皮で包んだあと、他の用事で少し時間がかかってしまいました。それで、必要以
上にふっくらしてして大きい!
けれど、味はまあ....大丈夫。おいしい。

その他の、メニューは次の通り。

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ビンボー蝦なし酸辣湯(サンラータン)
トマト入り


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青梗菜のミルク煮 枸杞入り

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セロリの塩炒め

味付けは塩のみ。
セロリが鮮やかな色になったら、炒め終
わり。胡椒は入れない。歯ごたえがいい
です。

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生煎が上海のものなので、もうひとつ上
海家庭料理を付けましょう〜。

そら豆と高菜漬けの炒めたものを。
咸菜豆瓣
そら豆を崩しながら炒めます。そら豆と
漬け物がこんなに合うとは...と、毎回感
心します。この時期限りの鮮やかな翡翠
色。



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by kadoorie-ave | 2011-04-27 18:22 | おいしいもの | Comments(14)

古い香港の動画あります「moviemice.com」!

沖縄のご報告の合間にちょこちょこと、その他の内容も盛り込んでいこうと思います。

ちょっと前に、「Things that I used to do.」のkawaさんから教えていただいた動画サイト
moviemice.com
昔の香港の動画を観ることができます!いえ、香港だけでなく、ニューヨークや上海、シンガポール
や日本など世界各地の動画もあるのです。1915〜'40年くらいのものが多く、充実しています。
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香港好きのかた、古い映像がお好きなかた、気分転換したいかたも是非。なかなか興味深いです!
(音声が出ます、ご注意。)


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by kadoorie-ave | 2010-09-08 15:14 | 映画・音楽・ART・WEB | Comments(6)

『大上海糖果號』広岡さんの旗袍(チャイナドレス)<3>

広岡今日子さんによる「オトナの女だからこそ着たい、本当にエレガントな旗袍」のおはなし、最
終回です。

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おまけ・アンティーク着物の旗袍

中国で旗袍が全盛期を迎えた1930〜40年代とほぼ同時期、もしくはもうちょっと前の大正〜昭和
初期につくられたアンティーク着物をほどき、洗い直して仕立てました。といっても「いかにも」
な着物柄ではなく、モダンな柄ゆきのものをあえて選び、レースやアンティークボタンを組み合わ
せるとあら不思議。まるでアンティーク旗袍のような風合いの一着ができ上がりました。
こちらは今後展開予定、完全1点ものです。画像はサンプルになります。

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ーーーーー広岡今日子さんの『大上海糖果號』広岡さんの旗袍(チャイナドレス)「オトナの女だ
からこそ着たい、本当にエレガントな旗袍」の連載はここまでです。ーーーーー




 
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by kadoorie-ave | 2010-05-07 12:19 | 住むこと暮らすこと | Comments(8)

『大上海糖果號』広岡さんの旗袍(チャイナドレス)<2>

広岡今日子さんによる「オトナの女だからこそ着たい、本当にエレガントな旗袍」のおはなし、2
回目です。

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香雲紗旗袍
香雲紗は、広東省順徳特有の布地です。織りのシルクを薯莨というイモの汁に浸し、さらに地元の
川泥を塗り付け乾燥させ、のちに洗い落とすという面倒な工程は全て手作業。かつては皇帝に献上
された、高級布地として中国では知られています。
香雲紗の特徴な何といってもその通気性です。
独特の光沢は一見皮革のようにも見えるほどですが、その実とても風通しが良く、しかも透けにく
いので、夏の装いにぴったり。私も実際アンティーク市場で何度かむかしのものを見かけました
が、どれも経年を感じさせないほど保存状態が良く、それはすなわち高級な一着として大事に着ら
れていた証とも言えましょう。今回はこの香雲紗をつかい、単の旗袍をお楽しみいただきたく思い
ます。

全体のディティール

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クラシカルな香雲紗の風合いに合わせ、シルエットはゆったり目。

イメージとしては40年代の比較的保守的な上流家庭の奥さまが着ていた
旗袍です。
この時代にはすでにファスナーが登場していますが、脇はむかし式に中
国ボタン止め、衿は40年代の流行に合わせて低めにつくっています。
スリットも当時の流行に合わせて低めですが、裾巾が充分にあるため立
ち居振る舞いに支障が出ることはありません。
通気性を重視し、裏地はあえてつけていません(むかしの香雲紗もすべ
て単です)。

※大変申し訳ありませんが、全く同じ織り柄の生地はすでに廃盤となっ
ています。今後はなるべく近いイメージもしくはクラシカルなデザイン
に合った香雲紗生地を選択し、縫製します。
 


パイピング、ボタンなど 

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パイピング、ボタン共にシルクサテンを使用。画像では胸元のボタンを蔵銀(チベットシルバー/
合金)にしていますが、蔵銀のボタンは非常に手に入りにくいため、淡水真珠もしくは欧州アンテ
ィークのボタンに変更になることもあります。
パイピングは、最近の仕立屋はミシン縫いすることが多いようですが、手縫いの美しさに勝るもの
はありませんので、工賃はかかりますがあえて手縫いを採用しています。
 
サイズ
標準サイズ(Mサイズもしくは9号〜11号)は以下の通りです。

バスト 93cm
ウエスト 87cm
ヒップ 101cm
着丈 118cm
スリット高 30cm
首回り 38cm
(一着一着が職人の手づくりになりますので、ミリ単位での誤差が出ることがあります)

上のサイズを見てかなり大きめと思われるかもしれませんが、身長155cm〜169cmとさまざま
な身長の方に試着していただいたところ、違和感はありませんでした。フレキシブルにさまざまな
体型の方に着こなしていただける、これもわがオリジナル旗袍の大きな魅力です。

価格

香雲紗は近年中国国内でも流行の兆しを見せており、値段が高騰しているため、他の生地で作る場
合と比べ(←※小野寺・注)
どうしても値段は高めになります。ご了承いただければ幸いです。
 ※(小野寺・注)『高い』といっても...広岡さんの旗袍の中では、ということです。今のところ
 他のチャイナドレスを扱うお店よりも、上品さ、質を考えるとどう考えても安い...と思っていま
 す。

ーーー次回につづくーーー

<参考>以前のONE AYの記事から
本当に欲しかったチャイナドレス(旗袍)
旗袍、着てみました....(顔から火を出しながらっ!)


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by kadoorie-ave | 2010-05-07 09:46 | 住むこと暮らすこと | Comments(0)

『大上海糖果號』広岡さんの旗袍(チャイナドレス)<1>

広岡今日子さんの書かれた、旗袍(チャイナドレス)についての文章を、三回に分けて掲載します。
ほぼいただいた文章のままですが、もともと個人向けに書かれたものなので、私(小野寺)による
注が加えられた部分もあります。
旗袍(チャイナドレス)好きなかた、でも巷のチャイナドレスでは満足いただけなかったかた。ま
た、戦前の中国を舞台にした映画で、レトロなチャイナドレスは素敵だと思われたかたは、是非お
読みください。

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オトナの女だからこそ着たい、本当にエレガントな旗袍

はじめに
私はもともと、旗袍(チャイナ・ドレス)に関しては「着るほう」ではなく「集めるほう」でした。
上海留学中に出会ったアンティークの旗袍の美しさに魅せられてはや20余年、20世紀初頭から
1950年代までの、旗袍を含む中国服のコレクションは200点に及ぼうとしています。

もちろん、「着るほう」もやぶさかではなく、留学中にも何着か仕立ててはみたのですが、何か違
います。むかしの旗袍の、流れるようなシルエット、ちっとも窮屈でないのに、なぜかエレガン
ト。ずんどうの私を美しく見せてくれる、そんな仕立てにはついぞお目にかかることができません
でした。

何が違うんだろう…。むかしのものと今のもの、ふたつをならべ、ためつすがめつ。
そうしているうちに、大きな違いに気付きました。

今のものが、ダーツを取り、いわゆるワンピースと同じ立体的な仕立てになっているのに対し、む
かしのそれは、布をシルエットのまま切り抜いただけ。ですから平らなところに置くと、ぺたんと
しています。ともすればアッパッパ(歳がばれますね)のようにだらしなく見えてしまうはずなの
に、着るとなぜだか腰高ですっきりと見えるのです。

今の「チャイナ・ドレス」には制約がたくさんあります。
サイズはきっちり測らなければダメ。スリットは高く、足を見せるように。だからせっかくのディ
ナーを前にしても少食のふりをしなければいけませんし、そもそも中年のからだには、とても勇気
がいる敷居の高い服、それがみなさんの持っているイメージでもあると思います。

しかし旗袍全盛期の1930〜40年代の中国人は果たしてみな、スタイルバッチリだったのかという
と、もちろんふくよかなご婦人もたくさんいたわけで、その方々の姿は、ときおり当時の銀幕の中
でおがむことができますが、どなたもそれはそれで、とても魅力的にうつるのです。
セクシーさばかりが魅力として強調されてしまういまの「チャイナ・ドレス」とは全く違う、機能
美を備えた「国民服」としての美しさです。
この良さが、今の中国では忘れ去られ、むかしのままの旗袍を仕立ててくれる店は、残念ながら皆
無と言っていいと思います。

「この美しさを残したい」。そんな思いから、何年もかけていくつもの仕立屋を回り、理想の旗袍
を仕立ててくれる職人を探し歩きました。もちろん最初はそのものずばりとはいかず、何度かの試
行錯誤を繰り返し、ようやく理想に近いかたちに近づきました。
年を重ねた女性にならではの美しい着こなし。それが私の旗袍づくりのモットーです。
ぜひその美しさを、実際お召しになって実感なさってください。

広岡今日子
ーーーつづくーーー
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個人的伝言:香港好朋友Ms.Anna! 私がいつも旗袍の話で「上品」でお洒落...と言ってい
るの、廣東話にするとどうやら「瀟洒」という言葉みたい♪ Englishだとelegantかなあ。
これで意味がわかった?




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by kadoorie-ave | 2010-05-07 09:27 | 住むこと暮らすこと | Comments(0)

また新しい旗袍(チャイナドレス)を作っちゃった♪

先日、久しぶりに王華(シャーリー・ウォン)こと広岡今日子さんの家に遊びに行きました。
今回の目的は...また新しいチャイナドレス(旗袍/チーパオ)を注文し、それが出来上がったからな
のです!
今回の私の旗袍は、民国時代とちょうど時代のセンスが釣り合う、日本の着物をほどいて作ったも
の。実は広岡さん、旗袍だけでなく、着物にも詳しく、骨董市では目にも鮮やかな素早さ、確かさ
で買い物をします。その生地を生かして作る、レトロでモダンな旗袍です。シルクです♪

f0063645_18115837.jpg※本来ならば、私が着たところを撮ったほうがよいとは
思うのですが、撮ってくれる人がいなかったのでとりあ
えずシノワさん人形で。
後ほど、きちんと撮ってここに追加します。ディテール
の画像も追加の予定。


(自分の姿を載せたくはないのですが、私は広岡さんか
ら重要なミッションを担っているのであります。つまり
『こんな体型の人でも、どんな体型でも、民国スタイル
の旗袍なら誰もがちゃんと似合うのだ』というのを体現
する使命...。
(『こんな体型』というのは、私のような背が小さくて
全身に豊富なおニクをたたえている体型のこと。
本来、旗袍を着る理想的な体型は、スレンダーでフラッ
トな胸、首が長くてなで肩
...です。たおやかで可憐な、
ね。)


そして今回は、私以外にIさんとTさんのお二人も一緒に広岡家へ。お二人は前回私が作ったのと同
タイプの香雲紗旗袍をご購入〜。
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f0063645_1153421.jpgちなみに前回の旗袍はこれ。

広東省順徳特有の布地、香雲紗を使ったものです。この生地は近
年中国でも再評価されており、人気の高い生地です。
布自体作るのに手間暇のかかる...実は高級な生地なのです。

→2009-06-05
「旗袍、着てみました....(顔から火を出しながらっ!)」


<ここで、おしらせ>ここでお見せしたような、旗袍全盛期/1930〜40年代スタイルのチャイナド
レス。今後広岡さんとしては、製品として提供していくことを検討中です。新しい情報が入りまし
たら、当ブログでもお知らせして参ります。


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●広岡今日子さんのサイトDa Shanghai Tangguohao 上海糖果號
→サイト内のGalleryページから「中国服」にお進みください。彼女のコレクションの一部を垣間
見ることができます。
●広岡今日子さんの著作
「時空旅行ガイド大上海」 (情報センター出版局)←カジュアルでいて、内容は深いです♪
「旅の指さし会話帳 37 上海 (ここ以外のどこかへ!)」(情報センター出版局)
ほか多数。→ amazon.com 広岡今日子
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by kadoorie-ave | 2010-05-06 09:06 | 住むこと暮らすこと | Comments(0)

祖母の雑記帳から<松脂はかうして採りませう 横須賀では學童たちも動員>

私のようなフリーランスで仕事をする者は、12月は年末進行、そして残りの仕事は「お正月明けに
て仕上げた物を納品してください」というのが基本です。つまり、平日フラフラしたり仕事は深夜
にまわして昼間他の用足しができるかわりに、お正月休みは...ないのが普通。なのですけれど、こ
の年末年始は3日間ばかりな〜んにも仕事をしなかったのです。それで、今、Night and Day〜♪
真っ青になって描き続けています。

さて、元旦には今年も横浜の祖母の家に遊びに行きました。

f0063645_21452464.jpgこれは祖母の家の座布団です。

私が生まれる前からあって、色
柄ともに好きだったのですが、
よくある平凡なもの...と思って
いました。けれど、何十年使っ
てもへたらないし、シルクの張
りも衰えない。よくよく見れば
龍の柄!
1930年代の上海の生地でした。

へたらないといっても、そのう
ち擦り切れるかもしれないので、
パチリ。

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この生地は、(私の聞き間違いでなければ)祖父母が戦前暮
らした上海から日本に戻る際持ち帰ったもののようです。横
浜の家はその後焼夷弾の直撃を受けて全てが灰になってしま
いました。たった一つ、祖母が燃えさかる火の中に飛び込ん
で、引きずり出した行李があります。その中にこの生地が入
っていたとか。(確かそんな話。違ったかなぁ...)

写真は祖父母と母、叔父が上海で撮った家族写真。祖母は明治45年(1912)生まれの97歳。この
写真は、祖父の会社のロッカーにあったおかげで消失を免れました。

さて、以前祖母が作ってくれた栗きんとんが、あまりにも美味しかったので作り方を訊いたところ
「おじいちゃんのあの『雑記帳』にある新聞の切り抜きを見て作っている」とのこと。栗は庭にな
ったものを地中に埋めておいたとか。(えぇーーっ!?)「『あの』雑記帳」というのは、見たこ
とがありませんでした。
見れば、終戦直後の物かと思われる切り抜きが貼ってあります。興味深いので借りてきました。こ
れから、少しずつご紹介していきたいと思っています。
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松脂はかうして採りませう 横須賀では學童たちも動員
切り抜きを見ていくと、本当に物がなにもなかったのだ...ということがよくわかります。(下の画
像はクリックすると拡大します。)一家の主として、祖父が一生懸命に情報を集め、少しでも不自
由がないように(というより不自由が減るように)手作り・工夫していたようです。


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by kadoorie-ave | 2010-01-07 22:39 | 住むこと暮らすこと | Comments(4)

大森は楽し。久々、H岡さんちへ

久しぶりに、「時空旅行ガイド 大上海」の著者H岡さんの家に行きました。
H岡さんちは大田区の大森。『これではまるで夕飯目当てのよう〜♪』なんて言いながら夜に到着、ま
たご馳走にあずかりました。だって、フレンチでも中華でも、それはそれは本格的な物を、手際よく
作ってしまう人なんですから...。
今回は上海料理。早く食べたくて、カメラを構えるも、焦ってブレてしまいました。 

鮮明でないため見づらくて恐縮ですが...
●黒酢の酢豚(レンコンもコロコロ入っています)
  ちゃんと全部にタレがからまっているのに、カリッとした香ばしさが保たれているのが感動
  的。
重油四喜烤麩(?)
  お麩を発酵させたものを揚げてピーナッツなどと煮込んでありました。これが、上海の街に漂
  う匂いの元でもあるそうで。下ごしらえに手間がかかるそうです。調理すると、その発酵臭は
  感じられません。弾力があって、地味豊か。コクのある味付け。すごく好き。
●上海風枝豆
  もしかして『糟鹵毛豆』というものかな...違ったらごめん、H岡さん。中華らしい香辛料の香り
  や深い味わいが枝豆によくしみている...。おいし〜い。
●涼伴茄子
  さっぱりしていて、いくらでもいけます。蒸し暑い日にぴったり♪
●酢辣湯(酸味のあるさっぱりした卵スープ)
  一見簡単そうなのですが、H岡さんが作ると、何というか...卵のヒラヒラ具合までが現地っぽい
  のです。あ〜、生き返る♪

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こんな至福の上海料理をいただいたあと、いっぱいお喋りしたり、「銭ゲバ」のDVDを見たり...居心
地いい〜。いえ、ただ遊びに行ったのではなく、一応用事があって伺ったのですけれどね。

翌日は、南インド料理のランチミール。かねてから行きたいと思っていた「ケララの風」というお店
です。(写真は撮り忘れ。リンク先をご覧ください)
ごはん+元からかかっているカレー(この日はダール)。その上にパリパリ薄いインド版せんべい、
ケララ・パパダムが乗っています。トレーに6種類の料理。小さな器ですが、なんとおかわり自由で
す。もちろんご飯も。食後にはコーヒーまたはチャイ(マサラ・チャヤ)。....それで1000円。
あっさりしているのにコクもあって、いくつもの味をお皿の上で混ぜながらいただくと、さらに美味
しくなる!

お店には、ネイティブ“右手だけで食べる人“(=インド人)のお客さんも。当たり前ですが、上手に
食べている姿がかっこいい。
ああ、またすぐに行きたくなるお店でした。

帰りには、買い物をするH岡さんにくっついて、スーパーマーケットの「カドヤ食品」へ。ここは、
私がKINOKUNIYAよりも、成城石井よりも好きなスーパーなのです。高級食材を扱っている面白さ
もありますが、店の隅々まで「美味しい物を食べてもらいたい!」というに充ち満ちているのです。
食についてよくわかっているスーパーというかんじ。山の手と下町がせめぎ合っている、大森なら
ではの魅力ともいえます。
きちんと、「暮らし」が太い根を張っている街...というところがいいんですよねえ。また遊びに行く
ね、H岡さん♪一宿二飯、私を養ってくれてありがとう。


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by kadoorie-ave | 2009-08-11 02:20 | おいしいもの | Comments(4)

旗袍、着てみました....(顔から火を出しながらっ!)

やっぱり、写真を載せるのはどうかと思うな....。『あすけん』を続けてあと5キロ落としてからに
すればまだ少しマシだったかも...4キロ落ちたところで、うれしくなってすっかり忘れてた!広岡さ
ん's旗袍の応援・宣伝どころか、営業妨害になってしまうかもよ!!前回書いてしまった、広岡
さんの海派旗袍への想い=『太っていても、年を重ねていても、素敵に着られ
るってことを証明』
...できないかもしれませんよう!!!

え〜とね、まずは無難な写真を。こんな生地なんです♪↓↓

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あとは、内緒...っていう
わけにいかないかなあ...


見た後で「なんじゃあ、こりゃあ!」とか怒ったりしないでください。




More....旗袍を着てみたところ。こちらです。
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by kadoorie-ave | 2009-06-05 23:59 | 住むこと暮らすこと | Comments(22)