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瀬戸内国際芸術祭(7) 男木島「オルガン」

NHKの放送でも、男木島の路地や民家の隙間をぬうように組まれたパイプの作品「オルガン」を見て
はいました。報道やネットで得られるのは、「へえ、おもしろそう..かな?」「えらいなあ、こうい
うものに参加して作品作っちゃうパワーのある人たちは」...などというくらいの印象だったのですが
目の前にそれがあると、すっかり楽しくなってしまう単純な私。

f0063645_2341830.jpg歩いているとふいに現れる
パイプ。オルガンのよう
な音をフーガフーガと出せ
るもの、耳をあてて電話ご
っこよろしく誰かの声を聞
くことができるもの、レン
ズが入っていて、覗くよう
になっているもの....など、
変化もあっておもしろい。

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知らない人が耳をあてているのを見ると、せっかく耳をあ
てているのに何も聞こえなかったらつまらないだろうと、
ついつい「もしも〜し!」なんて話しかけてしまう。

「ふれあい」とか「交流」なんて、う〜気色悪いなんて思
ってしまう私ですが、どこのだれとも知らない人と、こん
なことがきっかけで少しだけお喋りしたりするのも悪くな
い。

この装置のおかげで、島のそこかしこで「あらまあ」と知
らない者どうしが笑顔になって一つのお遊びを楽しむこと
ができる。

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レンズの入っているもの(↑これなんか、詩が書いてある)は、作者が「ねえねえ、ここから見てご
らんよ」と語りかけているようでした。作者と視線を共有できて、そして見た人は何を感じるか、何
を思うのか...っていうのは人それぞれ。そこがおもしろかった。

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こんなところにも配管が。

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パイプは、ふいに現れる。



これを辿ったり、振り返ったりすることで、単なる旅人な
ら見落としてしまうところに目が引きつけられたりもする
のだな、と思いました。

ひょうきんな、地元の案内役でもある「オルガン」。
作者は谷口智子さん。


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by kadoorie-ave | 2010-10-30 23:40 | 散歩と旅・建物 | Comments(0)

瀬戸内国際芸術祭(6) 男木島「地魚料理 まどか」

明日、瀬戸内国際芸術祭も会期終了...。ブログでのご報告はまだ始まったばかり。今頃になって、私
が見たのは「こんなかんじでした」と、ごく一部をお伝えすることしかできませんが、どうかお付き
合いくださいませ。(しかも「ゲージュツ」の報告ではないものも多かったりして。)

なにはなくとも、まずは腹ごしらえをしなくっちゃ、と、「地魚料理 まどか(円)」という店に入
ってみました。港からほんの少し歩いただけで、目の前に海の広がる見晴らしの良い店があるのです。
入り口近くには、今回の芸術祭にも参加しているオンバ・ファクトリー(オンバ=乳母車/手押し車)
の手になるこんな手押し車が置いてありました。鮮やかで、これいいなぁ。

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タコの定食。

タコがっ、タコが新鮮でプ
リップリ!

たまりませんっ。

※9月下旬に大きな火事があって、旧公民館を丸ごと使った大岩オスカールさんの作品「大岩島」も焼
失しました。行ってみて、それがこの「まどか」の真下だったことを知りました。出火元と見られる
鉄工所では1人、亡くなったかたもあって、島の方々にも大変ショックな出来事だったのでした。
「まどか」は崖に突き出す形でベランダがあり、そこで日を浴びながら食事ができるのですが、その
ベランダ部分も火事で傷んでしまい、急遽直したものだそうです。(そこには井村隆さんの「カラク
リン」も展示してあったのですが、10体あったうち損傷のなかったもの3体を男木交流館に移して展
示しています。)実際にその場に立ってみて、やりきれない思いでいっぱいに。


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by kadoorie-ave | 2010-10-30 11:24 | 散歩と旅・建物 | Comments(4)

瀬戸内国際芸術祭 (5)そりゃたいへんだ。

なるほど「目を覆いたくなる」ほどなのですか。昔からの趣のある民家、わ〜いわ〜い♪とばかり言っ
ていられないのでありますね。

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by kadoorie-ave | 2010-10-28 17:26 | 散歩と旅・建物 | Comments(2)

瀬戸内国際芸術祭 (4)男木島到着「男木島の魂」

男木島に到着です。

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港につくとそこには、ジャウメ・プレンサ氏の
「男木島の魂」
(男木交流館)が白く輝いて見
えます。港に到着した人は、この軽やかな空間
を通って、島に入るのです。

中は、インフォメーションになっていて、ガイ
ドブックの販売や案内のチラシの配布、展示や
交通の最新情報などが得られます。


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屋根は、様々な国の文字が重なりあってできて
いて、明るい日差しを浴び、地面にもその模様
の影が踊っていました。

ガラス張りの内部は、小雨が降る日でも明るく
なんとなく「幸先がいい」という気分にしてく
れます。

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こちらは、井村隆氏の作品「カラ
クリン」
のひとつ。




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by kadoorie-ave | 2010-10-27 13:15 | 散歩と旅・建物 | Comments(0)

瀬戸内国際芸術祭 (3)男木島へ向かう

※諸用を済ませ、無事帰宅いたしました。
カメラで撮った写真は只今整理中。しばらくは携帯で撮った画像で投稿します。あしからず〜。


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高松に着いた朝は基本中の基本、うどんで腹ごしらえ
です。

さあ、いざ高松港へ。


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船で男木島へ。

直島に渡るには、早朝並んで整理券をもらわないと船
に乗れません。だからこの日は、あえて直島を避けて
男木島へ!

直島への船は、臨時便も毎度のように出て搬送におお
わらわ。ふだん静かであろう瀬戸内の船着き場は、ど
こも人でにぎわっています。

私は大の苦手だけど、「話題のものを見るためだった
ら、長時間並ぶのもいとわない」..というか「並ぶの
が好き」という人々もたくさんいるんじゃないかな。


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海はええのう〜
殊に瀬戸内の海は♡

瀬戸内の海を眺めていると、の〜んびり
した気分になります。

  

  
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by kadoorie-ave | 2010-10-23 21:06 | 散歩と旅・建物 | Comments(6)

瀬戸内国際芸術祭 (2)


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サンライズ瀬戸の車内で、車掌さんからシャワ
ー券
タオルセットを購入。510円なり。

シャワー初体験でしたが、なかなか快適でした。
備え付けのドライヤーもあるんですね。自分が
シャワールームを使い終わったら、脱衣室(?)
に出てボタンを押せば自動的にシャワールーム
内が洗浄される仕組み。
小さな楽しい体験でした(とはいえ、こんなこ
とでも、初めてだとドキドキ緊張して心細いも
のです、はい。)

画像は、サンライズの絵柄入りタオルです♪


  
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by kadoorie-ave | 2010-10-20 22:01 | 散歩と旅・建物 | Comments(4)

瀬戸内国際芸術祭 (1)


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高松に来ています。

サンライズ瀬戸で夜10時に東京駅を発ち、翌
朝7時ごろ高松に。(こちらに遊びに来たので
はないのですが)せっかく来たので、高松と瀬
戸内海の島々を使った「瀬戸内国際芸術祭」を
観たいと思ったのです。

限られた時間しかないので、順に見て廻るのは
無理ですが、島々に行くだけでもうれしいので
す。

「行く理由」というか、「きっかけ」がないと
なかなか行かれませんもんね♪
 

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by kadoorie-ave | 2010-10-20 20:55 | 散歩と旅・建物 | Comments(4)

「伏見眞樹・佐藤智洋 漆工展」@茅ヶ崎

以前「温故知新的生活」の取材でお世話になった伏見眞樹さん。(そのときの様子はこちらをご覧く
ださい。)
伏見さんの漆の器は、和洋どちらにも合い、スッキリしていて誠実な感じのする器。評判のスプー
ン・フォークも、実際に使うと、その心地よさ、使い勝手の良さにうっとりしてしまいます。
その伏見さんと、伏見さんのもとで修行を積んで独立された佐藤氏の「漆工展」。場所は茅ヶ崎(神
奈川県)。お近くのかたや漆の器がお好きなかたは是非。

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伏見眞樹・佐藤智洋漆工

クラフトショップ俊
電話/ 0467(88)2550
2010.10.23(土)〜11.7(日)
10 : 00〜19 : 00
最終日は17 : 00まで。
(休)月・火曜日
 

伏見さんについて、詳しいことは...
●handmade Japan.com 日本の手しごと→伏見眞樹さんの竹と漆
 →続・伏見眞樹の竹のスプーン&フォーク 世界中ここにしかない ベビースプーン&フォーク
●ジャパンうるしネット→主張しないという主張
●工房をウェブカメラで見ることができます。時間が合えば、作業中の伏見さんの様子を見学できる
かも。→伏見工房ウェッブカメラ
●作業の様子を動画で見たいかた→You Tube/ Baby spoon,bamboo (1) (fushimiurushikoboで検索)

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by kadoorie-ave | 2010-10-18 14:19 | 映画・音楽・ART・WEB | Comments(0)

石川昌浩さんのガラスのコップ


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前回「ゴーヤーしりしりーヨーグ
ルト」を入れたガラスの器をご紹
介しますね。

岡山県・倉敷でガラス作りをして
いる石川昌浩さんというかたのコ
ップです。

石川硝子工藝舎 石川昌浩のガ
ラス器


民藝の店などでちょくちょく見かけていましたし、また昨年個展を行った「夢空間(サロン)はしま
や」の店内で使われていたコップも石川さんのものでした。いいなあとは思ってはいましたが、器コ
レクターでもないし、いつかそのうち...と、ほしいほしい帖にメモするだけにとどめていました。

ある日、私が「夢空間はしまや」に行ってみると、その石川さんがお見えでした。(おっきな人で
す!)店内で使うコップの追加を納品しにいらしたようでした。
...やっぱりいいなーと、その場の勢いで、いくつか買ってしまったというわけです。

もちろん、いいと思ってはいましたが...使ってみると、だんだん、どんどんますます
きになり、手に取るだけで小さなしあわせ♪ほんとに。
私の食器は全部ふだん使いの「日用品」ばかり。条件は「使いやすい」「洗いやすい」「できるだけ
なんでもない」「でもどこか気が合う」ものということくらいです。研ぎ澄まされた美しさは、素晴
らしいと思うけれど、私には縁がないという気がするし、器に威張られたくないような...。
このコップは、そういう、なんでもなくてきれいなコップだなあ...と、使い始めたわけです。薄すぎ
ず、厚すぎない。トロンとした吹きガラスの質感。手に馴染む大きさ・形。光が当たったときの、水
の揺らぎのようなキラキラした影。使えば使うほど、良さが伝わってくるのです。

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大きさは、蕎麦猪口と並べるとこ
のくらい。

大学時代に、仲間とお喋りしていたら、誰かが言ったのです。「ガラスのコップを思い浮かべたとき
に、それを形容するならどんな言葉?」
よくある、たわいのない性格診断みたいなやつです。それぞ
れ「冷たい」「ガチャガチャした」「壊れやすい」だなんて答えたのですが、ある友人だけが「あた
たかい
」と言いました。思わずみんな「えー!あたたかい!?」と聞き返しました。
その人は「うん、だって家の中でみんなが使って、洗って置いてあるようなあの感じね」と答える。
「それってさ、吹きガラスみたいなコップ?」「うん、そうそう。」
...そうしたら、最初に質問した友人曰く「今みんなが答えたのがね『あなたの家庭』のイメージなん
だってさ」と。

石川さんのコップを使っていたら、ふとあの時の会話を思い出しました。

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by kadoorie-ave | 2010-10-16 00:48 | 住むこと暮らすこと | Comments(4)

「ゴーヤーしりしりー」


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ゴーヤがたくさん冷蔵庫にあっ
たので、「ゴーヤーしりしりー
ヨーグルト」
に挑戦。

平松洋子さんの本「簡単でおい
しいから 今日もまた
」に載って
いて、色がきれいで簡単。その
うち試してみようと思っていた
のです。

本を買ってから、何年たってし
まったのか...。

とはいえむずかしいことはなに一つなく、『挑戦』だなんて余りにもオーバー。ゴーヤを冷蔵庫に常
備するも、気づけば毎回炒めてしまっていただけなのであります。
作業はゴーヤしりしりー(すりすり)するのみ。ゴーヤ表面の緑色のイボイボのところだけを摺り
下ろします。これをそのままプレーンヨーグルトにのせまして、ハチミツをたら〜りかけて、はい召
し上がれ。

爽やかです。平松さんの本には「はちみつを合わせると、不思議と苦みが消えてしまいます」とあり
ますが、すっかり消えるわけではありません。泣いちゃうほど「苦み」が苦手という人以外は、それ
がなんとも気持ちがよい...というくらいは残ります。私は、好きでした。


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by kadoorie-ave | 2010-10-15 23:53 | おいしいもの | Comments(2)