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お知らせ<中国☆上海映画祭>


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2006年12月16日(土)〜22日(金)
新宿タカシマヤダイムズスクエア12階 「テアトルタイムズスクエア」にて「中国☆上海映画祭」が開催さ
れます。
作品紹介と上映スケジュールはこちら。
また、私がいつも楽しく、ふかーーく共感しながら読ませていただいているブログ「マダム・チャンの日
記」
をご覧になるととても参考になると思います。マダム・チャンさんの物の見方が大好きなんです。

中華圏の映画というと、興味のない方からは「よくわかんないけどカンフーとかキョンシーとかでアチョー
とかキャーキャー言ってるあれでしょ?」「前時代的に泥臭い、だっさーい作品なのでは」などといまだに
言われることが多く、残念に思っています。そのご意見、前近代的なのでは...。
元々はフランス映画など、ヨーロッパ映画が好きだったというタイプの人が中華圏の映画が大好きになるっ
ていう流れも多いみたいで...なんて言おうものなら、ものすごい疑いの目を向けられることもありますが、
どうしてかな??
私もほんの10年くらい前から熱心に観るようになったばかりですが、はじめに画面の色の深さ・美しさに
惚れ惚れ。(そういう作品にぶち当たったということですけど...)
東洋ならではの共通する感覚や、荒削りなのにしっとりしたきめの細やかさがあったり。やたらな「超娯楽
大作」にあまり馴染めない私にとって、人が創って・人を描こうとした手作り感の残る作品が多いところが
よいのです。時に、うーん繊細に深く描いているわぁ...と思って観ていたら、最後のほうで突然時間切れの
ようにバタバタッと話が終っちゃって「へ?なんだったの?テンポが急に変わっちゃって...」なんて、ガタ
ガタくる作品がないわけではありませんが。
完璧な完成度のものも、それほどではないものもでも、完成度うんぬんを越える魅力があって惹き付けられ
ることもあります。また、近い国での生活や感覚がこういうものなのか...と知るには、ヘンな本を読むより
もずっと伝わるものがある、と思います。

で、私は『長恨歌』と『上海ルンバ』を観たいなぁ。アニメ『大暴れ孫悟空(大閙天宮)』と水墨画アニメも
劇場で観るのはいいだろうなぁ。師走にそんな時間があるかなぁ。せめて二つくらいは...。
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by kadoorie-ave | 2006-12-02 11:14 | 映画・音楽・ART・WEB | Comments(8)

上海報告の途中ではありますが<The Little Girl Giant>、もう見た?

いつも拝見している、玉井一匡さんのブログ<MyPlace>、 10月24日のエントリーの「TheLittle Giant」
の映像が気になって仕方がないので、こちらでもご紹介。他のシリーズもあるのです。
語学力がなく、ついでに今時間がないので、誰がどんなコンセプトでやってるのか知らないのです。よくご
存知の方がいらしたら教えてね。

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"You Tube"の映像をここにそのまま貼付けようとしたら、う
まくできなかったので、左の画像をクリックしてくださいませ。
追加:いま検索したら、こんな説明がありました。→wikipedhia
        HPもあった。→HP
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by kadoorie-ave | 2006-11-12 11:08 | 映画・音楽・ART・WEB | Comments(6)

ポール・ウェラー、来日してたのね。

先日の連休中、ポール・ウェラーさんたらこっそり来日してたのね♪♪好きなんです...。
この記事。
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by kadoorie-ave | 2006-10-19 02:23 | 映画・音楽・ART・WEB | Comments(2)

観て来ました!「プルートで朝食を」

先日、このブログでも観に行きたい作品としてご紹介した映画
「プルートで朝食を」、観て参りました〜!

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見終わってもその余韻に酔いしれていたくて、
すぐにOST(オリジナル・サウンド・トラック)の
CDを買って仕事中も聴いてiます。


他の方の好みはわかりませんが、自分としてはずっとずっと好きな作品になりそう。

映画に限らずそんなに「大嫌い!」なものはないのですが
「もう心底私にぴったり!」なんていうのも滅多にありません。
すぐ熱くなるけどおそろしく飽きっぽい私ではありますが、
稀に、体中の細胞が「これだ、これこれ!」とささやくものは多分一生変わらず好きなもの。
で、これは雑誌に出ていた紹介をチラリと見だけで、細胞レベルで好きだと思ったのであります。

おおよそ、キリアン・マーフィー扮する主人公パトリック(後にキトゥンという名に)の
置かれた状況はやりきれないことばかりです。生まれたときからワケアリの捨て子。
‘60〜’70年代のアイルランドとイギリスが舞台で、紛争により大切な幼なじみを
失うし、自らも巻き込まれてしまう...。
辛いことがあるたびに思い浮かべる、まだ会ったこともない「美しい」お母さんの姿。
本当のお母さんに会いたくて、イギリスに捜しに行くキトゥン。

そんなことを書いていると、暗く深刻な内容かと思いそうですが、さにあらず。
何よりキトゥン自身が深刻ぶらず、いつだってこの世の中の美しさを見失わないのです。
肩の力が抜けて優しく温かな気持ちになれる映画です。

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周囲は「普通の子と違う」パトリック=キトゥンを、やっきになって
埃をかぶった良識のレールに乗せようとするのですが
「真剣、真剣、真剣(シリアス、シリアス、シリアス).......みんなそればっかり...」と
溜め息つきながらゆらり、ふわりとかわしてゆきます。
時には、現実の厳しさの中で溺れそうにもなるし、命だって落としかけたりする。
世の中でヨゴレテルと言われることもするけれど、心はいつだってキトゥン自身のもの、
無垢なまま。。。

映像は色がきれいで魅力的、懐かしい音楽が効果的にふんだんに使われているし
配役もよし、ファッションもツボ!
観ているとラブリーとかキュートという言葉が浮かんで来ます、噛み締めるととても苦いのに!
目に涙を浮かべながら、しょっちゅう笑ってしまう...そんな映画でしたよ!

いくつか読んだ映画評の中には「性同一障害の青年が悩みながら...」とか
「性倒錯者」とか「女装癖」なんていう言葉が結構出て来ました。
間違ってはいないけれど、なんだか違和感が残りました。

キトゥンはただ、きれいなものが大好きでそういう服を着ずにはいられず、
夢見がちで、男の人を好きになるっていうだけ。
それが、自分らしさだっただけ。
それで誰かに無理強いしたり、ひどい目に遭わせてきたわけじゃないです。

政治が、宗教が、ゲイが...なんて言葉に引っかかってこの映画を観ないんだったら
なんだかもったいない気がします。


映画を観ながら、何故か何度も頭に浮かんだ言葉があります。
聖書の中の言葉。
「たとえ、預言する賜物を持ち、あらゆる神秘とあらゆる知識に通じていようとも
たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、
愛がなければ、無に等しい。」(コリントの教会への手紙)

私にとってそんなものを感じる友だちは、恵まれた優等生の中よりも
隅っこにはみ出している仲間の中にたびたび見かけるように思うのです。

「あなたは正しいことをたくさん言うけど、それは愛のある態度なの?」


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↑紫のコートを着ているのは親友のチャーリー。
キトゥンだけじゃなく、この人も大好き!このコートも可愛くてすぐにでも欲しい!

日本版公式サイトUK版公式サイトUS版公式サイト

おまけ:コチラで輸入版OSTの視聴もできます→“Breakfast on Pluto" Original Soundtrack
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by kadoorie-ave | 2006-06-25 03:10 | 映画・音楽・ART・WEB | Comments(15)