2008年 夏の香港紀行13 <トラムに乗って...>

香港島では、ちょっとした移動の手段にトラムもよく使います。どこまで乗っても運賃はHK$2(約
30円)。12歳以下と65歳以上はHK$1です。例の「八達通(オクトパスカード)」ももちろん使
えます。あ、ここで降りてみたいと思ったら、次の停車場でカードをピッとやって降りればいいわけ
ですから、フラフラと旅情を楽しみたい人にもうってつけです。(イラストはクリックすると少し大
きくなります。)

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トラムではほとんどの場合、二階の
端っこに座ります。それは単純に
「見晴らしがいい」からです。カメ
ラを構えて、車に乗ったワンコみた
いにキョロキョロしています。すぐ
に降りる予定の人は一階がいいか
も。

トラムはたくさん走っているので、
隣を走るトラム、すぐ前や後ろを走
るトラムの人と目が合うことも多
い。私は香港の人のこの、ジロ
の目つきが大好き。あ、ジロリの
目つきには悪い意味なんて大抵あり
ません。「オマエハ ダレダ?」くら
いの意味合いです。

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毎度二階から道筋の風景を眺め
ては、いい味の建物はないかな
あ...と捜しています。
トラムの二階からの風景って
ちょっとドラマチックに感じま
す。

f0063645_020648.jpgトラムに乗るたび、思い出すの
レスリー・チャンアニタ・
ムイ
主演の映画「ルージュ(胭
脂扣)」です。アニタ・ムイ扮
する幽霊の如花(当時名を馳せ
た名妓という設定)が、50年前
に一緒に心中したはずの恋人が
待てど暮らせどあの世に現れな
いため、彼を捜しに現世に現れ
る...うつろで寂しげな目つきで
如花が車内に佇む姿が忘れら
れません。
もしかすると、このシーンで香
港が大好きになってしまったの
かもしれません。


さて、降りるときは前の運転手さん脇の出口から。2ドルの小銭をチャリンと入れるか、八達通(オ
クトパスカード)でタッチします。

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出口の上付近。

車内は木がたくさん使ってあっ
て、そういう古風なところも好
きです。



さて、もうすぐ「天后」です、降りましょう。
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追記:●トラムについての説明はこちらをご覧ください。
   →香港巴士鐵路旅遊協會/Tram(日本語です。)
   ●aki's STOCKTAKINGの秋山さんがトラックバックしてくださいました。そちらに2003年
   11月4日の朝日新聞の朝刊「香港の路面電車」についての記事があります!    
   秋山さんオリジナルのトラムのペーパーモデルもとても素敵です。 
   →「香港の路面電車」

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by kadoorie-ave | 2008-08-20 23:47 | 散歩と旅・建物 | Comments(2)
Commented by AKi at 2008-08-21 08:10 x
エントリーの香港電車、未だに変わらないトラムの有様に感動です。
私が香港に出かけたのは20年余年前の1987年........大昔でありますが、この香港のトラムは大好きな乗物でありました。
「東アジア世紀末研究会」の旅行の報告書用に、MacPaint で香港電車のペーパーモデル「香港電車模型」を作りました。今もって変わらないトラムですから、このモデルキットもまだまだ使えますね。
 http://landship.sub.jp/stocktaking/archives/000020.html
 http://landship.sub.jp/stocktaking/archives/000230.html
Commented by kadoorie-ave at 2008-08-22 02:51
>Akiさま
トラムの軋む音、走り出すときのグーッと振り落とされそうな感じ、
そういうものも変わっていないと思います。
それにしても、ちょっと前は運賃が60セントだったんですね。
さらに遡って、私の子どもの頃、バス(もちろん@日本)の子ども料金は20円だったのを思い出します。
横浜の坂道を上るチンチン電車の軋む音まで思い出されます。
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