2度目の大阪

香港のことを書くと言っておきながら、「建物」つながりでアップしておいたほうがいいかと思
い、大阪報告を少しだけ。

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2度目の大阪は日帰りです。とある...↑こちら取材に参りました。隈研吾建築都市設計事務所/設
計のこのビル。詳しいことは、これから記事になりますので雑誌掲載後に詳しくご紹介いたします。

考えてみたら、まだ本格的に使われていない、「建物」そのものの段階で拝見できるのってうれし
いことです。「国立新美術館」もそうでしたが、どんな思いや考えを込めてで作ったのかがスト
レートに伝わって来る気がします。
余談ですが、隈研吾さんについて調べていたら、出身高校が書いてあるサイトがありま
した。私の出身中・高のおとなりの男子校だった。カトリック校どうしということも
あって、結構交流がありました。我が校のシスターたちが褒めることはあっても悪くは
言わないこの男子校、当時からお勉強は厳しい学校でしたが、今よりさらにイエズス会
系のこの学校の信念が行き届いた学校でした。(出身者の方はどうお思いかわかりませ
んが、かなりgentlemanを育てる教育だという気がしました。そうなったかどうかは
「個人差」があります。)
隈研吾さんの仕事っぷり(といったって本・雑誌で見る程度しか知りませんが)の印象
が、あの学校の卒業生の印象と重なって、なるほど納得腑に落ちたのでありました。


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嬉しい2度目の大阪。

睡眠は新幹線の中で。
午後からの取材に備え、お昼をとらな
くっちゃ。
...というわけで、前回もお世話に
なったにむにむさんに連絡、短い
LUNCH逢瀬。

にむにむさんが取材先に向かうのに
便利な場所を考えてくれて、「美々
卯」でうどん♪です。わ〜い。


取材後は、真っすぐお家に帰るしか
なかったのですが、地下鉄駅に向か
う間を惜しんで、目をキョロキョロ。

で、見かけたこの魅力的なビル。
大阪ビルディング ダイビル

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こんなに美しいビルですが、も
うすぐ取り壊しで高層ビルが建
つと聞きました。

かなりショック。うーむ。
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by kadoorie-ave | 2008-05-03 06:11 | 散歩と旅・建物 | Comments(14)
Commented by tomotubby at 2008-05-04 06:07 x
えぇぇ。ダイビルも壊されちゃうんですね。
悲しいです。
そごうも壊されたし、
このままだとあの新ダイビルも危ういかも。
村野藤吾ゆかりの文化財ともいえるビルが次々と...
外壁や内装の特徴的な部分だけでも残して欲しいです。
今月大阪に帰るので時間があったら見てきます。
Commented by kadoorie-ave at 2008-05-06 09:49
>tomotubbyさま
惚れ惚れする建物だと、ため息をついたら「取り壊し」だというし
そこには高層ビルが建つことに決まっているというので、がっくりいたしました。
が、初めてこの建物とはじめて知り合った私がそうなら、
子どもの頃から慣れ親しんできた地元のご家族..じゃなかった、地元の人たちは
どんなにか寂しいことだろう...と思いました。
今、いい意味で手の込んでいる建物ってないですもんねえ.....
Commented by tomotubby at 2008-05-06 10:41 x
上の記事のリンク辿っていったら、新ダイビルは2011年夏から解体されるのは決定。との記述を見つけました。そ、そんなぁ。

それに難波の新歌舞伎座も、プラネタリウムのある千里の市民センターも危ういと...

壊すのならあの羊がほしい。
Commented by kadoorie-ave at 2008-05-07 19:41
>tomotubbyさま
再開発でジャンジャン変わっていくんでしょうか....
保存に値する建物なのに。
知り合ったばかりで(建物さんと)お別れだなんて寂しすぎるなあ.....
欲しいパーツ、沢山あります。広大な倉庫が欲しいなあ。
Commented by SUGISUGI26 at 2008-05-07 21:36
ダイビル・・・2009年解体予定だそうです。
存在感があって好きなビルなのに本当に残念です。
今から建てようと思っても、絶対に建てられないのに・・・。
ヘタに補修するよりも立て直しの方が楽なのでしょうが、
「そこをなんとか・・・」と、すがりつきたい思いです。
今、期間限定で、ダイビルの最後を見届けようと、
様々なクリエイター達が入居してきているそうです。
ビル内の喫茶店「大大阪」は大阪関連の書籍も読め、
ギャラリーも兼ねたホッコリできる空間です。
Commented by うきうき at 2008-05-07 23:00 x
発展も分かるけれども、文化として、守って行きたい建物ですね。
台湾はそういう建物が大切にされているから、
旅行の度に落ち着くのかなと思うようになりました。
Commented by pyontaro-piyopiyo at 2008-05-08 11:58
築100年近く経って、昭和初期の文化的遺産とも呼ばれる民間所有の名建築が
どんどん壊されていく・・・!
国交省や文化庁、寺社仏閣だけが歴史的建築じゃないことを
いいかげんに気が付かないと、どんどん歴史のない薄っぺらな
どこも同じ景色の街並みだらけの国になっちゃうよ。
なぁ~んて、このような記事を目にする度に寂しくなっちゃいます。
バカチンなお金の使い方するくらいなら、このような日本の優秀な建築家の遺産を守ってほしいです!
Commented by oyoge-ahiru-chan at 2008-05-08 18:02
えぇぇ!! こんなきれいなビルを壊しちゃうなんて!もったいない!!
大阪には一度も行ったことがありません。
行ってみたいなぁ。
くいだおれ人形もいなくなっちゃうし…。
記事楽しみにしています♪
Commented by kadoorie-ave at 2008-05-09 00:53
>SUGISUGI26さま
あそこまで立派な建物を....いいのかなあほんとに、と思います。
きっと想像を絶する予算がかかり、お金をかけた割には耐震補強の効果も大したことがない..とか
いうんでしょうか。
それにしても残念。
>>ダイビルの最後を見届けようと、様々なクリエイター達が入居
→ちょっとうらやましい。
Commented by kadoorie-ave at 2008-05-09 01:06
>うきうきさま
そうそう。日本人の設計した近代建築なんて、上手に活かしてますよね。
中は新しくて、でも歴史が積み重なっている分、とんがっていない穏やかな感じ。
市民が共に過ごしてきた建築を大切にすることで「市民の思い出」も大切にする...というのも
建物再生の理由に挙げていたのが印象的でした。
Commented by kadoorie-ave at 2008-05-09 01:18
> pyontaro-piyopiyoさま
ここまで立派で美しいものも、壊すのは簡単。
新しいものがそんなにいいのかなあ....としょんぼりしてしまいます。
なんでも懐かしければいいと言っているのではありませぬ。
ここは柱一本とっても、手のかかった二度と造れないものだと思いました。
真新しい建物は、世界中どこに行っても似たようなものでつまらないです。
西洋の建築を、一所懸命学んでいたころの建物〜こなれ始めて
独自のものが出てきた建物もとてもいいのにな。
新しい建物に、古い建物を部分的にくっつけるのも、ほとんどがうまくいっているとは思えず...。
Commented by kadoorie-ave at 2008-05-09 01:23
>oyoge-ahiru-chanさま
大阪に行くきっかけが訪れたのは、本当に幸せなことでした。
もっとあっちこっち散歩したいなあ。
地元に案内してくれる友達や知り合いがいるというのもいいですねえ。
だって確実においしいものにありつけるでしょう。
いつか誰かの家に上がり込んで、その家のたこ焼きをいただくのも夢....(けけけ。)
Commented by ゆずきり at 2008-05-10 23:30 x
日本の建築については、少し前に日比谷の三信ビルがほんとになくなってしまったのを見て、かなり悲観的です。
しかしダイビルもなんですね。
そのダイビルも、その前にあった何かをこわしてつくったはずのものなのではありますが。
ところで、湾仔のあのビル、先週のGWに行ったときにはまだありました。
Commented by kadoorie-ave at 2008-05-12 11:46
>ゆずきりさま
あ、ゆずきりさん!こんにちは〜♪
三信ビルは、もう残念どころではないことでした。
どのビルも、本当にどうにもならないんだろうか。国が財産として保護することもできないんだろうか。
建物自体だけじゃなくて、そこで過ごした人々の心の中の財産だと思うんですが。
ダイビル、入り口付近を急ぎ眺めただけですが、美しさに息を呑みました。
元の美しさだけでなく、時間の経過が作った動かし難い魅力がありますよね....

あ、灣仔のビル、まだありましたか。保存するのかな....しないのかな。
窓ガラスにバッテンのテープが貼ってあると、取り壊しかなあ...とハラハラします。
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