住みたい家は。(8)

今回は、私にとっての家の心臓部、台所のことです。え!?キッチン?そういう言い方もあったっ
け。

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私の台所のイメージは「竃(かまど)」
「竃」って、なんてどっしり構えて安心させてくれる、暖かい名前なんだろう。
でも、それならアンタは薪をくべてフーフーしながら煮炊きしたいのかと言われれば、さすがにそ
こまでの根性はないし、料理用ストーブだって無理無理。
だがしかし、システムキッチンのすごい装備が欲しいわけでもありませぬ。機能優先でこざっぱり
したのがいいなあ。なんでもフツーがいいんです。いっそ、古いアパートについていたような、化
粧合板のペナペナキッチンにガスコンロ置くのでもいいくらいなんですが....折角だから贅沢いうと
こんなかんじ。↓↓

f0063645_235127.jpg「パリのキッチン」
ジュウ・ドゥ・ポゥム著
ギャップ出版
ISBN-10: 4901594303
ISBN-13: 978-4901594301
発売日: 2001/10

今の流し周辺は、水がこぼれますと、いきなり台の下、足元にタラタラ、ジャージャーと流れて来
ます。大きな不満というわけではないですが、のびのび作業したいなあ。

●ガスコンロ
よく業務用のハイカロリーバーナーで中華料理を...なんて言いますが、あれば嬉しいが
なくてもいいや...くらいに思っています。
なぜかというと、中国人の友人たちはありふれた家庭用ガスコンロで、ビックリするく
らい美味しい炒め物を作ってしまうから。あれは、ちょっとしたコツがあるんです。

●電気器具を出しっ放しに。
鍋は鋳物や土鍋の類いが多く、そのあたりに「竃」気分を感じているのですが、昔ふう
に手間をかけるところと、機械に頼るところを分けています。
ってなわけで、フードプロセッサー、ジューサーミキサー、バーミックス、エスプレッ
ソマシーン....あ、オーブンとオーブントースターも。こんなものをしまい込まず、す
ぐに使える状態にしておきたいです。(今もそうなっている。)

●冷(暗)所がほしい....。土間があったら....という「夢」
この辺からは完全に夢(超オプション)なのですが、台所は温度の上がりやすい
場所でもあります。そこで、食材や保存食などを置いておく、風通しのいい涼やかな場
所が台所に隣接していたらいいのに...と思います。ちょこっとあったら!!
さらに。ますます調子に乗って加えるなら、土間のようなスペースがあったらいいのに
なあ。

....ああ、きりがない。ま、妙なレディース仕様の車みたいな余計なお世話仕様になっていなけれ
ば、なんでもいいか....。

ここまできて、台所に限らず、自分が欲しいのはアトリエのような家だと気付きまし
た。ギャラリーみたいで、且つアトリエのような家。質実剛健で軟弱な私にピッタリだ♪
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by kadoorie-ave | 2008-01-16 19:50 | 住むこと暮らすこと | Comments(8)
Commented by na_geanna at 2008-01-16 20:47
家の心臓部「台所」には、小生も大納得でございます!
人は「食べなければ」生きてはイケない生き物ですので
その「食」を作り出す「台所」はとても大事ですのでね~

「竈」と言うのが、これまた趣があっていいですね!
それに「羽釜」で御飯を炊く・・・
その傍らで、割ぽう着姿のみつこさんが思い浮かびます(謎

Commented by LuckyStarRingo at 2008-01-16 21:24
いいですねー。
僕もキッチン・・台所を重視してますので光子さんの熱い想いが伝わってきます。
僕だとピザやパンが焼ける石釜も欲しいなとか。贅沢いいすぎ。(笑)
Commented by マツモト at 2008-01-17 05:17 x
中国人のちょっとしたコツ?
ぜひ教えてください。鍋を先に十分加熱しておくとかですか・・
Commented by pyontaro-piyopiyo at 2008-01-17 16:37
シェフにしてみたらキッチンはアトリエですもんね。
光子さんの〝食〟へのこだわり(というか、思い入れというか、美味いものへの執着というか^^;)
を考えたら、やっぱり作るもの全部が〝作品〟ですもんね。
やっぱりアトリエのような、暮らしながら自分の身体に馴染ませながら
成長していくようなお家って魅力的です。
ツキミ姫の笛の音で形を変えていくヒデヨシの飛行船のように、光子さんが電気ドリルとノコギリ振り回して、
いろんな形に変わってもちゃんと機能していくお家が出来たらいいなぁ~。
(なんだか新春から楽しい話(勝手に楽しんでる?)でうれしいなぁ~^^!)
Commented by kadoorie-ave at 2008-01-18 12:56
>na_geannaさま
電化された台所って、多分便利だし安全なのかもしれないけれど
私のような原始人には、実感の伴わない調理ってかんじで合わなさそうです。
本当は土掘って素焼きの器埋めて火をたいて...っていうのでもいいくらい♪
...あ、これじゃあ、割烹着どころかワンショルダーの毛皮(けものの皮)のワンピースになっちゃうか...。失礼。
Commented by kadoorie-ave at 2008-01-18 13:00
>LuckyStarRingoさま
そういえば、昔借りていた「六畳二間の一戸建て」の庭に
ピザ&パンを焼く窯を作りたいと、本買って計画をこっそり練っていたときもあったっけ。
魅力的なはなしですよねえ!石釜があるって。
あと、百年くらい前のパリのパン焼き職人になるという妄想(想像)を膨らませていたこともありました。
Commented by kadoorie-ave at 2008-01-18 13:15
>マツモトさま
その通りですー。「日本人は鍋が温まってジャーっと勢いよく炒めるというけど
シャーッ(←うんと高い音で発音してください)っていう音でなきゃ駄目だからね」と教えてもらいました。
鍋を「煽る」のは、形を潰さずに具材を返したいからだけでなく
火から一瞬離して、温度を下げるためでもあるので、格好つけで煽るんだったらやめたほうがいいよ、と。
油慣らしも、ちゃんとやると、程よい温度まで下げてもくっつきませんし。
....というわけで、目新しいことはないもないのですが「ジャーッ」と「シャー」の違いは、かなりのものです。
Commented by kadoorie-ave at 2008-01-18 13:21
>pyontaro-piyopiyoさま
よーく考えたら、住まいのそこかしこでコジコジと「余計なこと」ばかりする習性があるので
その受け皿になってくれる、道具の入っていない道具箱、そしてまっさらなキャンバス...
そんなシンプルで頑丈な住まいが必要なのかと思います。
電気ドリル、電動ジグソー、電動サンダーなどは持っていますが
前に住んでいたちっこい一戸建てと違い、庭や駐車場スペースがあるわけではないので
思い切りそれらを振り回せないのが残念です。ちまちま振り回しています...。
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