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<ザ・ペニンシュラ東京/個人的な付け足し>

(注)これは、<That's NEW>のページとは関係なく、私個人が勝手に書いている内容です。知っ
ている人は誰でも知っているような話ですけど。

●ザ・ペニンシュラ東京は、ペニンシュラ・グループのホテルの世界で8番目の開業となります。一
つ一つのホテルを、丁寧に立地を選び、時間をかけてオープンを検討します。ですから、最高にペ
ニンシュラにふさわしいと判断される場所がなければ開業することはありません。
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●どの都市のペニンシュラでも全て、オーナー・オペレーター(※)であり、マネージメント契約で
はありません。(東京の場合、土地・建物は三菱地所からのリースとなりますが、中身は全て香港
上海ホテルズ社。)それで、運営についても腰を据えて50年間くらいの長い時間を見通して考える
ことができるそうです。
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●ザ・ペニンシュラのホームページからの予約
従来のホテルの宿泊予約は、ネット用に用意した一部の客室しか予約できなかったが、ペニンシュ
ラ・グループでは、運営する全ホテルの予約可能な全ての客室を、リアルタイムでオンライン予約
できるそうです。これはどうやら、とても画期的なことのようですね。
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●部屋に備え付けのハンズフリー電話は、ホテルの外に持ち出して使うことができます。つまり、東
京23区内であれば、携帯電話のように使うことができるため、海外からのお客さまも日本用携帯電
話をレンタルしなくても済むわけです。もちろんフロントに入った電話も転送されます♪

●ハード面・最先端のテクノロジーも大切にしているが、なんといってもホテルは『人』が大切。
スタッフには良い人材を揃えることを心がけているそうです。
「『ペニンシュラで』働きたい」という人を採用したい。また、訓練してもその人の「性格」は変
えられなので、自分勝手な人は採用しない。信頼できる人を採用し、みんながハッピーに働けるこ
とが大切...。
若いスタッフにも投資しており、新入社員20人を香港とバンコクのペニンシュラに送り込み、約一
年間の研修を行ったそうです。ペニンシュラの「文化」を体得するためだそうです。
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そういえば、ペニンシュラはスタッフが長く勤めるし、忠誠心が強いことでも知られていますね。
香港がSARS騒ぎで旅行客が寄りつかなかったとき、やむを得ず従業員を解雇せざるを得なかったホ
テルがかなりありました。
ペニンシュラも、危機的な状況ではありましたが、オーナーのマイケル・カドゥーリー氏から総支
配人に電話が入り、「従業員は一人もやめさせてはいけないよ」と。
それを聞いて感激した従業員たちが、当面の給料を返上して、知恵を絞った企画などで、香港のど
のホテルよりも早く立ち直った......っていう話も思い出されます。

●私は東京で大好きなホテルと言うと西新宿の「パークハイアット東京」でした。(レスリー・チャ
ンも一番好きなホテルだって前に言ってましたね♪私は、せいぜい「ジランドール」でランチやお
茶を、一人でボーーッといただくくらいなんですけど。気持ちいい...!)
ペニンシュラホテル東京のオープンにあたり、そのコンセプトから開業に向けてのあらゆる実務を
こなすプロジェクトチーム...そのリーダーがペルー生まれ、米国育ちの日系人、カルロス日下氏。
彼は、実は「パークハイアット東京」の開業に携わった人でもあるのです。「パークハイアット東
京を越える成功を、と最初から勝算を持って臨んでいる」そうで...そりゃ、すごいな〜〜。
(資料は朝日新聞2007年5月21日/月曜ワークを参考にしました。)
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さらに「ザ・ペニンシュラ東京」の総支配人に就任したのは、マルコム・トンプソン氏。
「パークハイアット東京」で7年間総支配人を務めた人です。

●●えーと、私は決してペニンシュラの回し者ではないんですが、香港のペニンシュラが好きだとい
うこと、取材して感心した「よい」ことは人に話したくなるってことで、勝手な補足を書きました。
以上!(素敵な話はまだあるんだけど、くどい気がするのでこの辺で。)
※ビバリーヒルズは例外

by kadoorie-ave | 2007-09-04 09:06 | イラスト付き
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