台湾生まれの、『ビーコー』

私が一番よく使ったお料理本は、「暮らしの手帖版 おそうざい十二ヵ月」(暮らしの手帖社)と、この
クロワッサン読者のオリジナルなおかず250種 惣菜は創造」(マガジンハウス)です。

f0063645_0513527.jpgもう、こんなにボロボロ。元はカバーが
あったのですが、お煮染めのようになった
挙げ句ちぎれてなくなってしまいました。
ついでに背表紙も取れてしまいました。本
棚のどこかから、背表紙を探し出して早く
手当てしなくては。

「惣菜は創造」には大さじとかカップいく
つというような指示がありません。だの
に、きっちりおいしいものが出来上がりま
す。作り手ごとの味付け加減の微妙な感覚
の違いで、その家らしい味となって定着す
るのではないでしょうか。今は絶版なので
残念、若い人にもお薦めしたいのに。

「こんにゃくと豚があるけど何作ろう?」と、材料別索引を眺めていて、そういえばこのメニュー最近作っ
ていなかったなと作ったのがこれ。
「台湾生まれのビーコー


f0063645_0581498.jpgもうちょっと、細かく切るのが本当かも。
こんにゃく、豚肉、そしてゆで卵。味付け
は醤油・酒のほかに、ニンニクが入るあた
りが台湾っぽいのかな。作りたてよりも一
日置いて味がしみたほうがしみじみしたお
いしさ。単純な作り方のわりに、複雑でク
セになる味です。ごはんに載せずにはいら
れない!
今回は個人的な好みで干し椎茸を細かく
切ったものも入っています。

ところで...これは本当に台
湾生まれの味なのか?


(確かに魯肉飯を思い出すような味ではあります。)
それならば、『ビーコー』っていうのはどんな漢字を書くのだろう??

※(訂正しました):ずっと『ビーゴー』だと思い込んでいたのですが、今よく本を読んだら『ビーコー
でした。本文中の言葉を訂正いたしました。

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by kadoorie-ave | 2007-04-18 00:04 | おいしいもの | Comments(14)
Commented by 王華 at 2007-04-18 01:29 x
おはようございます(きっと朝までぐっすりだったであろうと想定のごあいさつ)。

実は私、暮しの手帖で漢字おぼえました。幼稚園からの愛読者でございます。
「おそうざい十二ヶ月」私も大事に使ってます。さらに「おそうざいふう外国料理」と「今夜のメニュウ」も。「今夜の〜」は小さいので、上海留学にも持っていって、自炊に役立てました。
「おそうざい十二ヶ月」も「〜外国料理」も、昭和20年代の献立なんかも採用されていて、写真は当時掲載のまんまだから、食材が今とだいぶん違ってて、それを見てるだけでも面白いですよね。おいおいマツタケの缶詰めかよ、とか、にんじんがずいぶんごっついなあ、とか。

で、うちにはクロワッサンのその本はありませんが、何かうちの母がよくつくってた料理と似てる・・・。豚とこんにゃくとゆで卵でしょ・・・ニンニクってもしかして丸のまま入りませんか?うーん、母はどこで習ったのだろう。
ちなみに彼女は鹿児島生まれ、北海道育ちです。少なくとも台湾人ではない。
「ビーゴー」って何か台湾語っぽい響きですね。私もどう書くのか知りたいです〜。
Commented by kouchie74 at 2007-04-18 16:03
こんにゃく、豚肉、そしてゆで卵。味付けは醤油・酒のほかに、ニンニク....これって台湾料理かなぁ!?
私は今まで食べたこともなく、見たこともないですね。
「ビーゴー」を聞いても、ビンと来ないです。
漢字があれば分かるかもしれません。^^
Commented by kadoorie-ave at 2007-04-18 16:11
おっはようございま〜す!!とはいえもう夕方四時ですが(今起きたのではないです。)

すごい、「暮しの手帖」で育つと、そのようなしっかり素晴らしき『食』人生を歩むことになるんですね!?
「おそうざい十二ヶ月」はあの昔ながらの写真と印刷が食欲をそそるんですよね。
「おそうざいふう」の『ふう』のところや、「メニュウ」の『ー』じゃなくて『ウ』なところも
なぜか信頼できる気がするんです。
(ところで、暮らしの手帖の編集長がカウ・ブックスの松浦弥太郎さんに変わりましたね。
以前のような、信念に裏打ちされた毅然とした自由さみたいなものは保たれるでしょうか。
どうか、『暮しの手帖』スタイルになって形骸化しませんように。読みやすくはなったのですが...
売れないといけないしね。)
「おそうざい...」には、くじらもよく登場しますね。小さかった頃の、自分の家のテーブルの質感まで思い出す懐かしさ。

このレシピ、ニンニクはみじん切りでしたが、すでに日本の家庭風に消化されたレシピだと思うので丸ごとが元祖っぽいですね。
あ、今本をよく見たら『ビーゴー』だと思っていたのは『ビーコー』でした。ごめんなさい、本文も訂正しときます。
Commented by kadoorie-ave at 2007-04-18 20:25
>kouchie74さま
すすす、すみません〜。さっき『ビーゴー』ではなく『ビーコー』だとわかりました。
台湾に住んでいた日本人が、日本に戻ってからアレンジして作った料理なんでしょうかねぇ...。
私にもとても謎です。
Commented by Mhelfrichi at 2007-04-18 22:38
使い込んでますね!
これだけになるには、どれだけの料理をして来たんでしょう。
・・・・・それに、比べてこちらの本棚には綺麗ねんですけど
うっすらホコリを被ったのが。 ><
Commented by tam at 2007-04-19 21:04 x
お皿のまわりに断片が散らばっているところなど、早く食べたいばっかりに写真を焦ってしまったという気持ちがありありと見えて、とても好感が持てます。さくらんぼのしっぽもそうでしたが、この教科書は、計量が厳密でないというところがいいですね。週末には作ってみようと思わずにいられません。蓮を加えるかな、きくらげもいいかなんて思いつつ、ところで台湾にはこんにゃくがあるんでしょうか。
Commented by kadoorie-ave at 2007-04-19 23:38
>Mhelfrichiさま
うう、本そのものがお煮染めになってしまっています。
こんなにぼろぼろになる前に手当しておけば良かったのですが、
使うのに忙しくて直すのが追いつかなかったのです。
Mhelfrichiさんももってるんですね?これ♪
Commented by kadoorie-ave at 2007-04-19 23:49
>tamさま
>>早く食べたいばっかりに写真を焦ってしまったという・・‥←ばれていましたか...。
そのうえ、和食だと盛りつけは少し丁寧な気持ちを大切にするのですが
中華系(これがそういえるのかどうかは別として)の料理は、
つい、「勢い」とか「食べる情熱」みたいなものを優先してしまいます。
このビーコーは、ご飯の上にのせたくなるところが中華またはアジアのお惣菜っぽいのですが
こんにゃくが入るところが怪しいですよね。
日本人が台湾を想いながら考えた料理のような気がします。
Commented by morimaman at 2007-04-20 20:56
この本ほしいです。
といきなりですが、これと、↑のごはんは、むか〜しむかしの婦人雑誌の付録についていた、お料理と似ています。
竹の筒に調理した具材を入れて、餅米をいれて蒸すというものでした。

何はともあれ、おいしそ。
Commented by kadoorie-ave at 2007-04-21 21:41
> morimamanさま
『惣菜は創造』は、妙なカンタン・スピード料理やアイディア料理もはなく
どこか地に足が着いているという印象のところが好きです。

>>むか〜しむかしの婦人雑誌の付録.....
なるほど、台湾や香港辺りでは竹の筒に入れた蒸し物を見かけますね!
昔々の婦人雑誌では、いかに日本にあるものだけで外国の味を再現するかに苦心したと
よく苦労話を耳にしますし、各家庭でさらに自分流にアレンジされていったんでしょうねえ!
私はこのビーコーも気に入っていますが、元祖・台湾の米糕を食べてみたいです...。
Commented by Iona at 2007-04-30 06:14 x
「総菜は創造」の古本を買ってみました。今頃、実家に着いているはず。そこからさらにイギリスまで送られてくるのには時間がかかると思いますが、楽しみ。久しぶりに家庭の味を楽しむぞ!!
Commented by kadoorie-ave at 2007-05-01 00:44
>Ionaさま
Ionaさんようこそ〜。
いまは古本もネットで探し出して注文できるんですよね〜。さすがです。
私も欲しかった古本、ちょっと検索してみようかな。
「惣菜は創造」は、純和食ではないのですが、にほんの家庭の底力を見るようでなんだかうれしくなります。
お好みのメニューがありますように♪
Commented at 2011-06-13 19:11 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kadoorie-ave at 2011-06-18 00:47
>鍵コメさま
台湾のかたたちは、日本統治下に建てられた建物を、大切に、上手に使い続けています。
煉瓦造りの立派な建物はもちろん、場合によっては、古〜い木造民家も残っていますよね。
ご兄弟揃っての台湾訪問でしたら、急に甦ってくる記憶もあるかもしれませんね!
九州・沖縄のちょっと先に行くくらいの近さですし、是非是非、実現されますように。
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