物思いに耽る日。<永遠懷念。張國榮/LESLIE CHEUNG>

香港の大切な友人、Annaさんがメールを送ってくれました。4月1日です。
今日は、私が好きで好きでたまらない...レスリー・チャン(張國榮)が亡くなった日。→参考
そんなわけで、メールで本日(?)の香港のニュースの写真を送ってくれたというわけです。

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1997年。香港返還で、どの雑誌にも香港情報が盛り沢山。ELLE JAPONほか、女性誌もかなり充実した特
集を組んでいました。
それまでは、香港といったらアクション映画、キョンシー、MR.BOO。それにおいしい飲茶、蒸し暑い気
候!...くらいのイメージ(余りにも無知でした)。とにかく蒸し暑いのは駄目です。体の熱が逃げ場を失っ
て、のぼせて気絶しちゃうんですから、多分一生行かない場所だろうと思っていました。
それなのに。
映画を観てからは、ふと気付けばレスリー・チャンのことしか考えていないうつろな私。いえ、逆でした、
脳内異常活性化した私。
とにかく彼のことを少しでも知りたくて(というより理解したくて)レスリーが出ている映画はもちろん、
中華圏の映画を手当たり次第に見まくったのでありました。生まれ育ったところの文化そのもの、歴史や生
活の感覚などを知りたかったのです。

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なんとも不思議なことに、無料(材料費などの実費のみ)の市民講座「中国を知ろう」なんていう私におあ
つらえ向きの連続講座も登場。歴史、社会、女性問題に少数民族、普通話(中国語)、京劇、太極拳、水餃
子作りなど、浅〜く広く一流の先生に教えていただける機会に恵まれました。
その後近所の公民館に、中国古典音楽のかなり立派な音楽会もあったりして。ラッキー♪

気付けば食事も、広東家庭料理を作る日が週のうち6日ほど。友人にはちゃんと和食も週2、3回は作ってる
なんて言っていましたが、ウソでした。すみません。手が勝手に作ってしまうんですよう!ここ2年くらい
は和食と半々くらいか??(思えば、昔から好きだと思った人の生まれ故郷の料理とか好物だと聞いたものを密か
に作り続ける哀れなクセがあったのでした。情けない趣味...。)


彼のおかげで、香港が好きになり、中国に興味を持ち、上海も好きになりました。
仕事で台湾にも行くことができて、これまた好きになりました。
中華料理をそれなりに作るようにもなりました。
映画を観るのがますます好きになって、アジアの映画全体が大好きになりました。
黒髪で、きめの細かいしっとりとした肌の東洋人がますます好きになりました。
ムッとする湿気さえ、好きになりました。
香港人や台湾人、北京や上海のお友達もできましたよ、レスリー。

以前、なんでも願ったとおりの立場になれるとしたらレスリー・チャンの何になりたいんだろう?と真剣に
考えたことがあるのですが(ああ、あほらしい...).....どう考えても恋人ではないのでありました。
彼の出る映画のスタッフ。または親友。(乳母もいいかも.....。)
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by kadoorie-ave | 2007-04-01 23:54 | Comments(8)
Commented by an-an at 2007-04-02 11:55 x
レスリーが導いてくれた道,なのですよね。わかります~!
そして,「レスリー・チャンの何になりたいのか」。
あほらしくないですよ~。私は一貫して 「一緒に仕事をする人」 になりたいと思い続けていましたから... 半ば真剣に。
しかし(自分の実力はともかく)永遠に叶わない夢であるのが悲しいです。
Commented by noon-cloud at 2007-04-02 11:55 x
レスリーのは今でもあなたのパワーの源。
いないからって、緩んでいてはいけないよ。

昨日の気候はまるで香港のようではなかったかい?
桜も満開で彼を想うのにぴったりの春の一日だったね。
Commented by nimunimu at 2007-04-03 01:31 x
やはり香港では追悼イベントが開催されていたんですね。
上海ではいくつかの雑誌で特集が組まれていました。
4月1日は世界中の張國榮ファンが一斉に彼のことを想う日なんですね。
ファンならずとも彼が出演した数々のすばらしい作品をこれからも多くの人が観てくれたらなぁ・・と。
4月1日、上海はゴロゴロと大きな雷が鳴る、大雨の一日でした。
Commented by kadoorie-ave at 2007-04-03 10:41
>an-anさま
もう、「全ての道はレスリーに通ず」という有様です。
レスリー・チャンのファン(ファンってひとまとめにして言っていいのかどうかは別として)には
仕事を一緒にしたい、とか、彼の映画のためになんでもいいから手助けできれば...と思う人が多かったですね。
自分の仕事も彼に習ってよりよい仕事を。充実させたいんだ、という声もよく聞きましたし。
そう思わせる何かがありました。
Commented by kadoorie-ave at 2007-04-03 10:48
>noon-cloudさま
昨日久しぶりに仕事部屋にレスリーの写真を広げて作業したのですが
あれまぁ、気持ちのよい緊張。いい仕事をしないと恥ずかしいという思いで、サクサクと進行いたしましたよ。
実際にそばで見たり、目が合ったり、握手した感触は忘れられないです。幸せなことでありました。

しかし、桜を見るたびにやりきれない、複雑な気持ちになりますです。
Commented by kadoorie-ave at 2007-04-03 10:57
>nimunimuさま
はい。毎年命日の4月1日と誕生日の9月12日には彼を記念するイベントが行われます。
レスリーが「ねえ、僕を忘れないで!」と言っているような気がしますしね
彼の作品をもっともっと、世界中のひとが見てくれたらと思います。
アジアの作品、というだけで世の中にはいまだにキワモノ扱いだったり、二流扱いする意識が
どこかに(自覚するしないに関わらず)あるように思います。
日本なんて、アジアそのものだということも日本にいると気付かないという一面も。
そんなところからも、いままで以上にいい作品が次々と出てきてくれるといいと思います。(もちろん素敵なおバカ映画も!)
Commented by Franny64 at 2007-04-05 10:36
わたしもレスリーの何になりたいかと考えた時、スタッフかなぁと思いました。または親友(Soul mate)。同じですね。わたしも恋人ではなかった。。。
Commented by kadoorie-ave at 2007-04-07 01:30
> Franny64さま
レスリー。なぜかスタッフになりたい人が多いんですよね。
深く理解して手となり足となりたい....のですが、私は足手まといにしかなりそうもないなぁ。
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