人気ブログランキング | 話題のタグを見る

中国の雑誌「知日」(その1): ご報告。私の日々の料理が掲載されました。

「知日」という、中国の素晴らしい雑誌(ムック)をご存知でしょうか。これは昨日届いたばかりの最新号。特集のテーマは『料理の魂』、日本の料理について取り上げています。
その多角的な物の見かた取り上げかた、地に足の着いた内容、デザインの良さ、全てに感心!…で、えーと、なぜかその中の日本家庭料理風景というページで私の手料理が取り上げられています。

まずはこちらが今回の「知日」の表紙。
「知日」のコンセプトはタイトルの通り、日本を知ること。2011年に北京で創刊されたムックです。親日でも反日でもなく、日本をそのまま表現すること。

中国の雑誌「知日」(その1): ご報告。私の日々の料理が掲載されました。_f0063645_16264876.jpg


こざっぱりとしていて、美しい表紙。

一部中身をご紹介(著作権大丈夫かな...)。画像が暗くてその良さを充分にはお伝えできないのが残念ですが、克明に詳細をご紹介するのもどうかと思うので雰囲気だけちょっと。広告はなく、のびやかで大変に美しいデザインです。もっとよく知りたいと云う方は是非神田神保町の東方書店などで手に入れてください。中国のAmazonでももちろんOKだと思います。私もこれまでのバックナンバーを全部手に入れたいくらい!

↓巻頭にこんなふうに縄文時代から現代までの日本料理の流れを示す年表があります。p4「日本料理2000年」

中国の雑誌「知日」(その1): ご報告。私の日々の料理が掲載されました。_f0063645_5401938.jpg



↓年表の裏には日本料理の主な構成がイラスト入りで。(このイラストもなかなか素敵。)

中国の雑誌「知日」(その1): ご報告。私の日々の料理が掲載されました。_f0063645_54592.jpg


今号のインタビュー先:小山薫堂氏、久住昌之氏、佐藤卓氏、西部裕介氏

中国の雑誌「知日」(その1): ご報告。私の日々の料理が掲載されました。_f0063645_16252142.jpg


中国の雑誌「知日」(その1): ご報告。私の日々の料理が掲載されました。_f0063645_16255089.jpg


p16北大路魯山人「日本料理の基礎概念」/p22「歳時の知恵 二十四節気の食材」/p32「小山薫堂:多重身分を持っている料亭の後継者」/p40「日常を歩く 孤独のグルメ 久住昌之」(←8ページに渡る、これまでの漫画の詳細な紹介&久住氏のインタビュー)/p48「誤解されている日本料理」(在中国日本人 吉井忍氏による寄稿)/p52「日本家庭料理の風景」(料理研究家・井上かなえ氏、料理ブロガー・柳川香織氏、そしてなぜか私・小野寺光子:それぞれの7日間の食事)/八百屋 瑞花・矢嶋文子氏の四季料理/p80日本人の一生に染み込む和菓子/p84 Miss Ansleyの“じまん”料理進化論/p92寿司を語る/p98柚子胡椒・七味唐辛子・和三盆・信州味噌

中国の雑誌「知日」(その1): ご報告。私の日々の料理が掲載されました。_f0063645_16461959.jpg


p102心を込める和食・京都吉兆/p108小津安二郎×料理 トウフを作っていたB級グルメ

中国の雑誌「知日」(その1): ご報告。私の日々の料理が掲載されました。_f0063645_16464825.jpg


p116落語の中の料理噺(四編紹介している)

中国の雑誌「知日」(その1): ご報告。私の日々の料理が掲載されました。_f0063645_16471387.jpg


p125風土に生まれた味 日本各地の郷土料理/ p129コメ展:未来と繋ぐコメの宇宙

中国の雑誌「知日」(その1): ご報告。私の日々の料理が掲載されました。_f0063645_16474465.jpg


中国の雑誌「知日」(その1): ご報告。私の日々の料理が掲載されました。_f0063645_16481758.jpg


p138紙の中の食道楽(日本のグルメ雑誌や食にまつわる雑誌を幅広く紹介)/p149知日Store日和手帖 七夕コシヒカリの味/p153(regular)西部裕介氏 見ている世界を蒐集する

中国の雑誌「知日」(その1): ご報告。私の日々の料理が掲載されました。_f0063645_16484861.jpg


p162(regular)菜の花や、つきは東に、日は西に 俳句/p163(regular)東京の食卓風景/p169(regular)虫眼蟲語 水色 エシャロットの色  毛丹青/p173(regular)イノベーション時代のIN-WORD ネットショッピング:「通信販売」から「フライングゲット」へ(現代日本のword集になっている。もちろん、最近の日本語を中国語-簡体字で解説している)

すっかり気に入ってしまったこの雑誌を少しでも詳しくご紹介したくて頑張ったのですが、自分の掲載ページをご紹介する前に…つ、疲れた...力尽きてしまいました。すみません続きはまた後ほど-

by kadoorie-ave | 2014-04-18 18:13 |
<< 中国の雑誌「知日」(その2):... 香港本が次々と。「NEXTRA... >>