香港本が次々と。「NEXTRAVELER vol.03 香港」と「香港ルーフトップ」

4月2日に「香港本を増やそう計画を密かに胸に抱いて来た」と書きましたが、願いがどこかに通じたのか、ここのところ香港関連本の出版が相次いでいてウキウキしています。
InRed特別編集 欲ばり女子の香港」でしょう?それから山下マヌーさんの「香港・マカオ 1000円でできること」。それから高城剛さんの「NEXTRAVELER vol.03 香港」も。(他にもまだある。)ガイドブックではない香港本もあります。ルフィナ・ウー著「香港ルーフトップ。これはもう、中身を見なくてもぜったい好きに決まってる。

まずは「香港ルーフトップ」は迷うことなく買い、でありますからamazonでポチッと。本棚にあるMichael Wolf氏の「街頭街尾 Hong Kong Coner Houses」と一緒に眺めたら、どんなにワクワクすることでしょう。
して、他の本はどうしよう。amazonで一気に買っちゃう?いやいや、何冊もあることだしここはひとつ、書店に行ってこの目で見てからにしようと高田馬場の書店へ。弁慶並みの情報コレクターになる知的な体力もなく、置くところもない…なので特に琴線に触れるものしか買えない。
何度も何度も見較べて...結局高城剛さんの本だけ連れ帰りました。どれも素晴らしかったけれど、この本には手元において何度も見たい気がしたので。

Amazonから「香港ルーフトップ」も届いたところで、昨日記念撮影!
どちらも眠る前などに何度も何度も眺めたり読んだりしております。

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「NEXTRAVELER vol.03 香港」は ハンディな大きさで軽いです。手に持った質感がいい。
簡潔な文なのですが、私が香港について感じていることを言い当てているかのよう。(コーディネーターを務めた甲斐美也子さんがブログに書いていらっしゃった通り!)
そして何より写真が好きです。写真から今の香港を読み取る愉しさがあります。一体なんていうカメラマンのかたかな?…と思ったら高城さんご自身でした。ありゃりゃ。なにが撮影した人の心に触れたのかもちゃんと伝わってくる写真。
情報量や最新情報のみを求めるかたに受けるかどうかわかりませんが、気に入った一文、一つの写真で本を買うなんていう人にはすごくよいのでは。不親切に見えて、一番伝えたかったのだろうな、ということはちゃーんと伝わってくる親切な本でした。

「香港ルーフトップ」については、好きすぎて何も語りたくない気すらします。
書名で検索したところ、私が語るよりずーっと的確なブログを見つけました。それもそのはず、これは本の帯の文と日本語版解説を書いた大山顕さんが書かれたブログなのでした。
「九龍城を見たかった人たちに贈る〜『香港ルーフトップ』がすばらしすぎる〜」
そしてあの「菜譜子的香港家常 〜何も知らずに突撃香港〜」のrecipicoさんもこの本のことを書いていらした(4/6)。
「香港ルーフトップ」  読んで読んで♪
一つだけ書き加えるなら、これには住人そのものを撮った写真はありません。でも、住まいを見ているとその輪郭がぼうっと浮かび上がってくるようです。
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by kadoorie-ave | 2014-04-14 18:41 | | Comments(2)
Commented by 玉井一匡 at 2014-04-18 21:05 x
これは、建築の人間として知らなかったのは恥ずかしい。面白そうですね。これが違法なんだとすれば、むしろ法律の方が間違っていると思わせます。
九龍城はまさしくそういう感じだったと思いますが、ぼくはギリギリの時に行って1階だけは中を歩き回りましたが、情けないことに階段を上ってゆくことは思いつきませんでした。
ぼくたちは、カッコいいとか面白いとか思うけれど、ここに住んでいる人たちは必ずしも好きこのんでいるわけではないのだからと思ったので写真は一枚も撮りませんでしたが、そういう気分が階段をのぼらせなかったんでしょう。あとになって少々後悔しました。
九龍城がなくなったのは残念ですが、いまでもこういうところがあるんですね。さっそくAmazonで注文しようとおもったが、hontoの店に週末に行くとポイント2倍+おまけポイントというので、26日に新潟のジュンク堂にいって買います。
Commented by kadoorie-ave at 2014-04-22 17:50
玉井一匡さま:
香港には、九龍城とまでいかなくても、そこかしこに違法だと思われるビルがあります。けれどそれも、大抵が老朽化が著しく、ここ1、2年で相当壊されてしまうようです。(数えきれない人生が染み付いている、そんなビルが好きで香港に通っている面もあるのですが。)60、70年代以前のビルなら、ベランダがあれば、そこに窓をつけて部屋を増やし、屋上があれば家を造り…といった具合だったと思います。私にとっては「だって仕方ないじゃない。色々事情があってこうなっちゃったんですもん!」と言いたげな建物こそ、まさに人間的で惹かれるものがあります。古いアパートメントのなくなった跡には小ぎれいな高層アパートが建つのでしょうけれど、貧しいお年寄りはそんなところの家賃を払えません。どうなるんでしょう…
この本、写真の数が膨大というより、見取り図が添えられているのが魅力的です。お好みもあると思いますので、是非ご覧になってから。
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