香港<灣仔/夜の青い家>

実は、香港の友人が最初にこの建物に連れて行ってくれたのは真夜中のドライブの時。
前回、humsumさんのコメントへのお返事に「フラッシュもたかないでブレブレ...」などと書きましたが
もう一度良く見ましたら、フラッシュをたいたけどブレブレなのでした。
見づらいし、何が写っているのか判別しにくいかと思いますが、ご容赦を。


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さて。夜の青い家(「藍屋」というらしい)に到着です。


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こんなに暗いのです。


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そぉぉっと、階段の入り口に立ちます。




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二階の踊り場まで上がって,下の入り口を眺めたところ。
階段に照明の類いは見当たりません。
実際は真っ暗なのです。
ちょっと怖いよぅ〜。一人では無理。

階段には分厚い木の板を使っていますが、
新しい白木ですので、補修済みなのでしょう。


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その二階にあるのはこのお宅。
香港ではこのように
外側の金属製のドアと
内側の木製などのドアと
二重になっているところが
多いようですね。

踊り場の床がポップ♪


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 友だちが「もうちょっと上に行ってみる?」と。


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もちろんですとも!
三階はグリーンの扉のお宅。

静かです。
寝静まっている様子。


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その三階から四階へ向かう踊り場の天井は
このように、時代を感じさせるもの。


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天井付近はこのような様子。
四階に行こうとしたら
友人たちがにわかにあわてだし
バタバタと下へ逃げていくようです。






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「ミツコサーーン、ハヤクハヤク!」
はは〜ん、誰かここの住人が帰って来たのだなぁと
思いましたが、写真を撮っていたので
待ってよ〜あともう少し。

遅れて階段を下りていったら
さっきの二階の白い扉の部屋のかたと
バッタリ目が合ってしまいました...


....そんなときは、あわてたら怪しいので
思い切り無垢な笑顔で「こんばんは〜」とご挨拶。
(優しそうな女性だったので、ホッとしました)
写真は下で心配そうに私を待つ友人であります。






というわけで、住居侵入もこの辺でお終いです。たいしたことなくてごめんなさい。
でもちょっとドキドキでした。
今までは変に改装したり手を加えたりしていない建物なので、
少々おどろおどろしいまでに時代がかった質感の建物でありました!
あぁぁ、無理とわかっていても室内も見たかったーーー!どうなっているのでしょうね?
今も気になります...
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by kadoorie-ave | 2006-05-02 21:52 | 散歩と旅・建物 | Comments(14)
Commented by humsum at 2006-05-03 05:25
おはようございます!
藍屋・住居侵入大撮影!楽しめました!!
結構写っているでは、ないですか..拝見出来ました..
各所に、素敵な佇まいを残していますね..
アールデコ様式といえば「庭園美術館」..(突然に日本ですが..)
今度、内部撮影OKの催し物があるようです
Commented by GG-1 at 2006-05-03 10:33
お~、夜中に行くとはマサに侵入(潜入か)
保存される程ですので、昔は皆このような造りの建物ばかりだったのでしょうね
鴨居(?)部分が羽目板ではなく、斜め格子になっているのが面白い

暗そうな所へ夜間に忍び込むとは度胸が座ってますねえ
Commented by pyontaro-piyopiyo at 2006-05-03 10:57
日本の街は工業製品の完成した壁材ばかりなんで、手作りのペンキの剥げかけた壁ってやっぱり雰囲気ありますよね!
でもお化け屋敷作るときもわざとペンキ剥いだ壁でつくります。夜は怖いですよね~^^;
階段の上り口、白い扉の脇においてあるのは植木鉢ですよね。ロウソクじゃないですよね!真っ暗にロウソクはちょっと怖いかも^^ゞ
Commented by kadoorie-ave at 2006-05-04 01:30
>humsumさま
本当に階段の写真だけで...。けれど、入ってみなければここまで暗いのか!
ここまで古いのか!というのは実感できなかったですね。
ここを、夜中ミシミシと上のほうの階まで明かりなしで上っていくのは
映画の「エレファントマン」を連想させられるような重い空気を感じて
勇気が要ります。
Commented by kadoorie-ave at 2006-05-04 01:50
>GG-1さま
昔の建物ほど、本格的な西洋風というか、コロニアル建築なのですよね。
ここの階段では、マントでも羽織ってランタン下げてゆっくりゆっくり上るのが正しいスタイルのような気がしました。
一番最初に住んでいた人々がどんな人々だったのか、当時の写真でもあるなら見てみたいです。
今は寂れたりボロボロになっている建物も、60〜70年前は洒落て華やかな建物として活気があったのでしょうねぇ。
Commented by yamomet at 2006-05-04 02:00
光子さんこんばんは、たまです。
なんだか映画のセットをそのまま撮影してきたようなそんな気配ですね。
きちんと手入れされていた頃はきっと気品ある建物だったんでしょうね。
僕の出身校は昭和初期からの女子高だったので、かなり手のかかった
漆喰細工などが随所に施され、廊下はチーク材無垢という仕様だったの
ですが、この建物同様に老朽化には勝てず、ただのきしむ木造校舎に
なっていました。不思議と何か懐かしさを感じるのはそんなところなんで
しょうね。
Commented by kadoorie-ave at 2006-05-04 02:16
>pyontaro-piyopiyoさま
内部にこんなにふんだんに木を使ってあるとは驚きでした。
少しぐらい古い建物でも見たことがありません。
丈夫そうな木にペンキで塗装、です。(確かにお化け屋敷の様相...)
白い扉の脇のは...植木鉢なんかじゃありませんよぅ〜。
各戸の玄関先に祭られている(グリーンの扉の前にもありますね)これは「土地公(トウテイゴン)」と言って、下においてあるのは線香の燃え残りではないかと思います...それとも、ロ、ウ、ソ、ク、かな〜〜ふぇっふぇっふぇ〜〜〜。。。
Commented by kadoorie-ave at 2006-05-04 02:33
>yamometさま
たまさんこんばんは!
香港の古い写真を見ると、このような建物が晴れがましい様子で居並んでいます。
香港のサイトを読むと(ろくにちゃんと読んでいないのですが)、茶貿易と医療機関で栄えた区域のようですね。
今は、自動車整備のお店やバイク屋さんがポツポツと並ぶ,静かな地域のようでしたが。
ボロボロになっても趣きがあるのは、手のかかったディテールがあったり、思いのほか元の素材が良かったり...ということがあるからでしょうか、やはり。
Commented by Love Somebody at 2006-05-05 15:40 x
1周年のコメントありがとう。うちのコメント欄に書き込もうとしたら文字化けするのでこの場をお借りします。それにしても、ちょっとひとりでは行けない雰囲気のところですね。戸川昌子さんが出てきそうな...(それは青い部屋!)失礼しました。
Commented by r-work at 2006-05-06 01:25
これはこれは、冒険気分満喫の夜でらしたんですね(笑)
光子さんの好奇心と探究心に、尊敬のまなざしで~す。
あわてず、笑顔の光子さん。どんな方でもゆるしてあげてしまいそうな
笑顔でらしただろうなあ。うふふ。想像すると楽しくなってしまいました。

なかなか開かなくて、開いたと思ったらフリーズしてしまい(しくしく)。
やっと入ることができましたー(万歳~)。
Commented by kadoorie-ave at 2006-05-06 21:08
>Love Somebodyさま
荻窪の教会通りにあの店(Love Somebody)があるっていうことが、何とも言えず好きです。
蜂蜜屋さんがあって、コロッケ屋さんもあって、
突っかけサンダルの近所の人たちが行き来する小さな通りに、
かわいくておしゃれなお店があるっていうのが♪
青い部屋.......( ̄□ ̄;)!! そう来るか!
Commented by kadoorie-ave at 2006-05-06 21:16
>r-workさま
ようこそ、苦難を乗り越えおいで下さいました〜〜ささ、お茶でもどうぞ。
会話が不自由な海外におきましては、世界共通の「表情」でなんとかごまかす、という方法で切り抜けることが多いです...
暗がりでかなりいい歳した日本人が、いきなり「無垢な笑顔」もないもんですが...(〃 ̄▽ ̄〃)ゞ
Commented by purple-stone at 2017-03-09 12:39
千恵さんのfbに貼り付けされていて、読ませて頂きました。ありがとうございます。
潜入したかったけど、出来ませんでしたので、中の様子が分かって嬉しかった♡ 踊り場の床がいい味出してますね。 
2012年か2013年に訪れた時はまだ階段の入口に扉はありませんでした。その後、扉が付けられてました。みなさん好奇心旺盛な方々が訪問しちゃうのでしょうね(*^。^*) Byきさらぎ
Commented by kadoorie-ave at 2017-03-14 23:51
>purple-stoneさま
きさらぎさん、コメントありがとうございます!
連れて行ってくださった方がTVBのかただったので、ここが保存のために改装されるということをご存知で、その前に見ておきなさいということだったのです。(仕事の後に連れて行ってくれたので夜になってしまいました。)
すでに、階段の床の板は新しくなっていました(多分その前は分厚い板もすり減っていたと思います)
保存はうれしい...けれど、普通の(それもさほど裕福ではない人々の)暮らしがなくなるのは少々寂しく、複雑な気持ちです。
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