香港<香港のグリーン>

もう1色、香港の街に多いなと感じる色がグリーン。
グリーンも、その土地によって随分好む色が違うものですが
香港のグリーンは、中国のかたが元から好む「翡翠」の色〜
英国の公共機関でよく見かける深いグリーンまでの色、
それらがダブったイメージの色が多いのです。
深いグリーンや翡翠色は日本にもどこにでもあるような......あるのです。
あるのですが色の強さ、張りが微妙に違う気がします。
太陽の強さ、光の具合でその土地の色彩感覚が違ってきますよね。
香港は地中海沿岸ほどではないものの、そこは南国の光。
南仏あたりは、遠慮なく色が輝いていてクリアーな色彩感覚ですが、
香港の色は強い日差しが湿度で少々弱められた....そんな感じの色の強さだと感じました。



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トラムやスターフェリー(香港島と九龍半島を結ぶ数分の船旅、渡し船)は
英国色が香港に馴染んだ色のようです。

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←この建物は随分古いものらしく、
ドアの色とデザインは古風な英国調。
香港島の灣仔(ワンチャイ)にあるアパートメント。

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←このあたりになると、
だいぶエメラルドグリーン寄りの色かなあ。

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←最後の写真は九龍(カオルーン)サイドの廟街
(ミウガイ=Temple Street)にある
天后廟(ティンハウミウ)。
海を司る道教の女神「天后」や土地の神様「福徳祠」などが奉られています。
ここで見るようなグリーンと赤の組み合わせ、香港には多いです。
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by kadoorie-ave | 2006-04-07 16:41 | 散歩と旅・建物 | Comments(14)
Commented by pyontaro-piyopiyo at 2006-04-08 08:33
写真の色の視点が楽しいですね~。街に緑色を使うって街が栄えてる証拠って聞いたことあります。なんか発展した街に庶民の暮らしが後から根付いたような…な~んて^^;!!やっぱり不思議な雰囲気の街ですね~。
Commented by kadoorie-ave at 2006-04-08 21:26
政治や経済に大きな変化があるたびに、この小さな街から中国中の人々が世界中に溢れ出して行ったことを思うと、すごいなぁ...と、街の真ん中で呆然としてしまうのです。今も昔も翡翠を肌身離さずお守りにしている人、多いようです。
古来から中国では、翡翠を身につけると運気を高める力があると信じられているんですよね。翡翠色って、縁起が良くて大好きな色のようです。
翡翠と赤、なんていうおめでたい組み合わせなんでしょう!
Commented by chacobi at 2006-04-08 23:52
わぁ、<HONG KONG>懐かしい〜です。
中国に返還される前なのでかなり昔、一人で3度ほど旅をした思い出があります。なにかこの地に魅せられるものがあるんですね。
街を歩いていても私は日本人に見られないので、そう、現地人に間違えられるほどの超中国系顔だからでしょうか、はたまた前世がそうだったのか、何かを感じるんですね。また、時間ができれば行きたい国のひとつです。。。
Commented by r-work at 2006-04-09 01:01
たしかに「グリーン」も特徴的ですね。でも、色から街を見てくるところが光子さんはやはりすばらしいなあと。観点がお見事だと感心しました。
ヒスイ色かあ。ヒスイのアクセサリー、たしかにお守りのようですね。よく見かけますし。焼き物もグリーンの特徴的な使い方してますよね。色から見る中国。ほんとにおもしろいなあ~。
Commented by hao3chi1 at 2006-04-09 12:13
はじめまして。香港の緑、言われてみれば、そうですね。何回か香港には行ったことがあり、とても懐かしく拝見いたしました。
ブログリンク、させていただきました。これからもまた遊びに来ますね。
Commented by chiz20 at 2006-04-09 15:53
言われてみれば、そうだ~~!住んでいると段々こういうことに疎くなっちゃいます。
ごちゃごちゃした街だけど、なんとなく統一感もあるのかなぁ。
Commented by yamomet at 2006-04-10 12:02
翡翠の色と言われて、今までなんとなく独特の碧青色がよく使われているのが意識にはあったのですが、これで一発解決した感じです。
これに赤みの強いピンク、黄色、赤、と来れば、中華的彩りのオンパレードですよね。翡翠が大切にされているのは、彫刻の素材としていろいろなところに使われていることでもよく分かりますよね。
余談ですが、国内の翡翠の産地である新潟県の糸魚川市姫川の奥地では、小型自動車くらいの大きさの翡翠の原石があります。
駅の傍のヒスイ会館には貴重なラベンダーヒスイという薄紫色で高さ2.5mくらいもある原石が飾られています。
姫川の上流に行って、小石を拾いながら翡翠の原石を探してみましたが、過去3回行ってすべて空振りです。そうそう簡単に見つかるわけもないのですが・・・・・
Commented by noon-cloud at 2006-04-10 15:55
この色合いがたまらないんですよね。
このグリーンと赤の魅惑的な事、艶っぽくて大好きなんだなー
何だか、ドキドキしてくる取り合わせです。
綺麗でワクワクな香港の様子を覗いてる感じの写真が観られて楽しいな、そんなイラストも楽しみにしています。
Commented by kadoorie-ave at 2006-04-12 01:17
>chacobiさま
前世がそうだったのか、何かを感じるというの、よ〜くわかります。
行く前は私はバックパッカーじゃないし、食い道楽でブランド好きっていうのでもないからなぁ、
湿度が高いと気を失っちゃうし...と、億劫に思っていました。
ところが街に降り立ったら「ただいまぁ〜〜!」という感じ。
chacobiさんは超中国人顔だったんですか!?
Commented by kadoorie-ave at 2006-04-12 01:22
>r-workさま
お料理も、翠色だとみんな「翡翠〜」という名前になってますね。
海外に行くと(そんなに行ったことはないのですが)その国特有の色使い・好みって、
風土の自然の色そのものなんだなぁと感心します。
Commented by kadoorie-ave at 2006-04-12 01:44
>hao3chi1さま
はじめまして!来ていただけてうれしいです!
hao3chi1さんのブログも拝見させていただきました。
ルクルーゼ、わたしも大好きです。(鋳物の鉄とか、好きなんです)
私もリンクさせていただきまぁす、これからもどうぞよろしく。
(今月は、個展を控えてちょっとバタバタしておりますが....)
Commented by kadoorie-ave at 2006-04-12 01:51
>chiz20さま
わぁ、いいなぁ。当たり前に思えるほど、私も街に馴染んでみたいなぁ!
香港ってすごい勢いで新しいビルに立て替えられているとはいえ
まだまだ「枯れたコンクリートの建物」が多く、
派手な色の看板でも鬱陶しくないんですよね。不思議と。
一見ケバケバしい色にみえても、ペンキが何重にも塗り重ねられたような深さがあっていいんです〜
Commented by kadoorie-ave at 2006-04-12 02:11
> yamometさま
日本にも「ヒスイ会館」というものがあるんですね!?
私の場合はよくある香港の日本人観光客目当ての「宝飾店」でラベンダーヒスイを見ました。
ペラペラの日本語で強力(強引!)にお手頃価格のヒスイアクセサリーを薦める店員さんには
「私は、色の濃い、発色のいいものが好きなんです、これとか好き」と言うと
「え〜〜!?これは100万円以上する物ヨ、とってもいいもの、高いデスよ〜」
「こういうのじゃなきゃいやなんです、でも今はそんなお金はないでしょう?だから買わない♪」
と言って呆れられています。
「それじゃ、何年後になるかわからないよ。みんな記念に手頃なアクセサリー買って行くのにねぇ」と。
本心なんだけどなぁ。
Commented by kadoorie-ave at 2006-04-12 02:17
>noon-cloudさま
香港の路地など歩いていると思わぬ艶っぽい色合いに目を奪われることが多いです。
思いのほか、薄っぺらな色ではないんです。
ところで、>そんなイラストも楽しみにしています....のところ、ひ〜プ、プレッシャーです〜〜。
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