2011年、香港<香港の火柴人 Matchstick Men / Signage Design in Hong Kong>

香港を訪れる人の多くが目にして、ほぼ必ず気になってしかたがなくなる「小心地滑(シウサム デイ
ワーッ)」の文字&滑る人のマーク。「小心」は、小心者の意味ではなくて、「気をつけて!(Mind
your~)」という意味。「地滑」はスリップの意味。つまり「地面・床が滑りやすいのでお気をつけ
下さい
」ということ...です。ね、香港好きの皆さん♪

思えば、香港が国際的だと思うことの一つは、公共の表示や標識の多くが文字よりもマークや色で表
現されている
ということです。その国の文字が読めなくても、一目で理解できるようになっている。
地下鉄で注意して見ていると、全く文字が添えられていないマークもも多いことに気づきます。どこ
の国から人がやってくるのか、それは数え切れない...中国語の繁体字(香港・台湾)に簡体字(大
陸)そして英語あたりが香港の人の常用の文字でしょうか。それで、あとはいったい何カ国語を添え
ればいいと?きりがない。それで、マーク。一目でわかるデザイン。
地下鉄の駅そのものも、駅ごとに構内全体が一つのテーマカラーで覆われ、壁には遠くからでもはっ
きりと見える、大きな文字の駅名が書いてあるだけです。あまり多くの文字があると、かえって混乱
します。
なんとなくおしゃれっぽくてかっこいいから...というのが、デザインの目的ではない。街なかも一見
色と音の洪水のように見えますが、標識・表示は案外わかりやすいのです。(人の流れも、公共の場
では混雑の割に混乱していない。動線が随分工夫されています)。
こういうことは、海外から来た人だけでなく、小さな子供やお年寄りにも親切だと思いました。

...で、なんの話でしたっけ?そうそう、だからですね、そういう理由もあって、ますます
香港にはこの火柴人/Matchstick Menマークが多くなるんだってことを言いたかったのでした、ふ〜
(地滑について言えば、香港はツルツル滑りやすい場所が多いです。)

今回は香港島〜坪州島間の船の中にあった火柴人をご紹介します。こちらの火柴人は四角い頭が特徴
のようです。

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この人、香港にしてはがっしりめの体なん
ですが...
どことなく、心ここにあらずなかんじ...?

ではここで問題で〜す。↓こちらの火柴人はどこで発見されたものでしょうか?発見箇所、わかる??

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あてずっぽうでどうぞ...
といっても、多分どなたも答えてくださりそうにない
ので答え、書きますね。


これは、ペニンシュラ・ホテルのトイレ
あった「小心地滑」です。

ペニンシュラらしからぬ(らしいのかな?)超脱力系
火柴人でありました。ペニンシュラの好感度がますま
すアップ〜♪











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by kadoorie-ave | 2011-06-23 11:01 | 散歩と旅・建物 | Comments(4)
Commented by マツモト at 2011-06-25 06:30 x
やっぱりぃ〜!!
トイレと思ったけど、船の中ではないだろうし・・・床が豪華過ぎる。ペニンシェラ・ホテルだったのね。すっきりしました。
Commented by kadoorie-ave at 2011-06-25 12:31
>マツモトさま
そうなんです、ペニンシュラだったんです。
「おおっと....トゥル〜〜ン....」なんてへたり込む感じのまったりした滑りかたなのかな、と。
Commented by shinmemo0417 at 2011-06-26 23:08
「小心地滑」は保険のようにどこにも掲載されていますね
スコールのような雨が多いのだから、滑らない様な材料にすればいいのに、腫れたときの格好いい材料にするのですね
亜熱帯地方でいながら(ペニシュラだし)相変わらず英国的ですね
Commented by kadoorie-ave at 2011-06-28 00:52
>shinmemo0417さま
香港はツルツル・ピカピカが大好きですもんね。とはいえ、「小心!」「小心!」と書きたてるほど、香港の公共の場は滑る素材じゃないような気もするのですが...。(私個人に限れば日本のほうが余程滑りやすいです。)香港の庶民的な飲食店は、空気中に漂う油分と湿気で床が絶妙にヌルヌルしているところがあります。前にスッテンコロリンと転んだことがあります。
ペニンシュラ、全てエレガントなのに、こんなに気の抜けたヒトの絵が添えてあるなんて。ユルい香港でもめずらしい...
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