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好きな本 「藤田嗣治 手しごとの家」「The Selby is in your place」
どちらもちょっと前に買ったのだけれど、気に入っていて、見るたび愉しくなる本。

「藤田嗣治 手しごとの家」

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林 洋子(著)
集英社 (刊)
2009/11/17
amazon.com
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●何十年も前から、こんな内容の本が出ればいいのに...と願っていま
した。出版されるやいなや、というより出版前に予約して買ったもの
です。


昔、母と見た藤田嗣治の回顧展。有名な乳白色の絵はもちろんですが、藤田嗣治が友人・知人に宛て
た手紙(これがかなりたくさん展示されていました)や、随筆に添えられた挿絵の展示も充実してい
たように思います。びっくりするほど生き生きとして、洒落たものでした。会場には、これは少しで
すが身の回りのものもあったと思います。生活そのものを大切にしていた様子が伝わってきて、もう
ワクワクしました♪
もっともっと、藤田嗣治の生活そのものを知りたい。愉しい挿絵をもっと見たい!ずっとずっとそう
思っていたのです。

私にとって、藤田嗣治は繊細な感覚と、気骨、その両方を併せ持った人という印象です。
あの時代に、外国に行き、そこで自分の目や価値観で、作品も、髪型から着るもの、生活のスタイル
を創出するというのは並大抵のことではないと思います。珍妙なだけだったらただの笑いものです。
けれど、彼にそっくりのマネキンがシャンゼリゼのショーウインドウを飾っていたくらいですから、
外見一つとっても、ただの目立ちたがり屋ではないはず。(世界のトップモデルとして長く活躍した
山口小夜子さんのマネキンの先駆け...!?)
例えばおかっぱ風の前髪。もともとかたくしっかりした髪質(日本人らしく!)だったため、パリの
床屋がびっくり!刃がたたないというか、上手にカットできない。それで、自分で切るのに具合のい
い形として考えた...というようなことが、書いてありましたっけ。(書いてあったのが、当時会場で
見た手紙だったのか、蔵書の「腕一本(ぶらいっぽん)」だったのか失念。)

身につけるもの、住むところ、なんでも自分のスタイル。でも、突飛なのを狙っているのではない。
手をかけ愛情をかけ、生活に美を見いだし、美を紡いでいる...ああ、好きだなぁ。。。
この新書版の本には、そんな藤田嗣治の手仕事や日記、手紙など図版もたくさんあって、何度見ても
楽しめます。ますます、藤田が大好きになるのであります。

「The Selby is in your place」

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Lesley Arfin (著), Todd Selby (写真)
Harry N. Abrams (刊)
2010/4/1
言語: 英語
amazon.com
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この本は、もともと世界中で大人気のWEBサイト
The Selby is in your place」というのがあって
...なんていうことは、全く知りませんでした。

ツイッターを見ていて、この本とサイトのことをはじ
めて知りました。

世界で活躍するアーティストやデザイナー等の、個性的な住まいとインテリア写真集。サイトを見る
なり、これは大変だ、すぐに本を注文しなくっちゃ...と、私にしては素早い対応でした。なんといっ
ても、翌日(翌々日だったか?)には、もうこの本を手にしていたのです。大抵、ものを買うときは
一ヶ月以上考え込むのですけど。

本の内容や雰囲気は、WEBサイトをご覧になるとよーくわかります。眺めているだけで、ハッピー♪
色々な人に、それぞれに似合った暮らしがあって、だれかのスタイルを真似しているわけでもない。
だって、自分の住処だから..というのが伝わるから、きっと愉しくなるんだろうなあ...と、何度も眺
めている本です。
→WEB SITE : The Selby is in your place
→日本語のウェブサイト:The Selby

そうだ、この本も。以前から知ってはいたのですけれど、この間迷った末にやっと購入。
ほぼ1円の家―中古住宅ともったいないDIY術

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石倉 ヒロユキ (著)
日本放送出版協会 (刊)
2009/01
amazon.com
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読んでみて、楽しかった。
作者はなんとマメな人なのだろう。自ら作業や苦労をした家って
愛おしいだろうな、すごいなぁ...と、作者のサイトを探してみ
たら、多摩美の絵本創作研究会の先輩だった。
家そのものに資産価値がなかったとはいえ、三鷹(吉祥寺だった
か?)に土地を買うことができたのかぁ...えらいなあ、と、関
係のないところに感心し、うらやましく思ってしまった自分が情
けなかった。


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by kadoorie-ave | 2010-10-11 20:36 | | Trackback(1) | Comments(4)
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Tracked from aki's STOCKT.. at 2010-10-11 23:32
タイトル : 藤田嗣治 手しごとの家
藤田嗣治手しごとの家集英社新書 ビジュアル版著者: 林 洋子ISBN: 978-4087205190出版: 集英社価格: 1,155-円 (税込)あのレオナルド・フジタ……、藤田嗣治 (ふじたつぐはる) はオカッパ頭の画家でフランスで活躍、有名なフジタの「乳白色」、太平洋戦中の戦争画への関与、そしてフランスへの帰化と死、そんなのが、私が知っている全部というところだ。 本書は最近の藤田研究の成果というべき、画家としての部分以外のフジタが明らかにされるのだ。それは bricoleur ブリコルール、Bri......more
Commented by tom-sou-ya at 2010-10-14 01:36
The Selby is in your placeの表紙ってジョージハリスンのALL THINGS MUST PASSのジャケットと雰囲気が似てますね~。もしかしてビートルズファンで意識したのかな?^^

Commented by musashino7357 at 2010-10-14 10:04
私も、昔そうとは知らず何気なく見たスケッチに吸い込まれて以来藤田大好き!です。
この本、気になっていましたが何せ最近本を手にとっていない生活...でも俄然読みたくなり、ポチッ♪
楽しみです。
Commented by kadoorie-ave at 2010-10-15 11:35
>tom-sou-yaさま
そういえばそうかも。 
ちなみに、この表紙の2人の住まいはここに出ています。ファッション・デザイナーとアーティストの2人の住まい@London。
→http://www.theselby.com/10_12_08_abi_phil/index.html
Commented by kadoorie-ave at 2010-10-15 11:40
>musashino7353さま
もともと母がフジタの絵を好きだったので、日本では随分誤解された存在だったことを知りませんでした。
はじめて画集で乳白色の絵をみたときから好きではありましたけれど、ドローイングとうか、挿絵や落書きに近い絵を見てからはもっと好きになりました。
フジタ以外の画家たちも、手紙によく挿絵をつけますね、あれ、大好きです。ヘタをすると立派な作品より、そういう方が好きだったりします。
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