コースランチセミナー「秋の薬食同源」@聘珍樓溜池山王店

先日の10月2日、ゆったりとした気分で、ブログにも「今日は何して過ごそうかな」なんて、書いた
のですけれど。
...そのような「ゆったりした気分」になるなんて、粗忽者の私に似つかわしくないような。『こんな
ふうにのんびりすがすがしい気分だなんて、何か間違っているのでは?何かを忘れているのでは?』
と、一抹の不安を感じてはいたのです。はい。

とりあえずはSさんに用事があるから、メールでも送ろうか...と、携帯を手に持った瞬間、当のSさん
からメールが来ました。『おおっ、これは奇遇』と思いながら、見てみると...。

 <今、溜池山王に向かっています>

というメッセージ。
はて?なんだっけ?そういえば私、溜池山王の聘珍樓で、今度一緒に薬膳セミナーに参加することに
はなっていたけど...薬膳セミナーがあるのは10月2日。今日は...?私の誕生日の10月2日。

 あーーーーっ!!今日だった!薬膳セミナーきょうだったんだー!
そのとき、時間は11時28分

改めてはじまりの時間を確認すると、開場11:30/開宴12:00ではありませんか。ちなみに私の
家は東京都下多摩地区の北部。あー、ワープしたい!のんびりしすぎて、顔洗ってない、服はもちろ
ん普段着。どうすりゃいいの!?
落ち着け自分、落ち着くのよ。さてどうする?まずはお店とSさんに連絡を入れなければ。
お店の方に「どんなに急いでも、これから家を出るので1時になってしまいます...」と言うと、「セ
ミナーのお話は12時45分まであって、お食事が始まるのはその後です。なんとかお食事には間に合
うと思いますよ」とのこと。「すぐに飛んで参ります!」

溜池山王に到着するまで、向こうのホームから発車しようとしている電車を見れば、レール突っ切っ
て電車の壁を突破してでもそれに乗りたいと思い、電車に乗ったら乗ったで、車両の中を猛ダッシュ
したくてたまらないという有り様でした。

1時は過ぎてしまいましたが、一つだけ空いた私の席に滑り込み、体に染み渡る滋味豊かで清らかな
味わいのお料理をどんどんいただきました。
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●薬膳アドバイザー 大田ゆう子さんによる
  「秋の薬食同源 コースランチセミナー」●

     —潤膚美陰—

のどもお肌も乾燥が気になる秋。からだの内側に潤う力も持つために、「潤い」と関わりが深い
「肺」をケアする必要があるのだそうです。肺を重点的にケアしながら五臓の働きを高めていくため
のコース。
1 明爐梅子焼鵞・泡菜(ガチョウの大釜焼き 梅ソース添え・ズッキーニ パパイヤの酢漬け)
 香ばしい皮。そこに、ほのかに甘酸っぱさのあるソースがかかっていました)添えてあった酢漬け
 と最高によい相性でした。あわてて食べてしまい、写真がありません。
2 烏鶏燉遼参(烏骨鶏、乾貨入りすましスープ)

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どこまでも澄んでいる、滋味豊かなス
ープ。飲むやいなや、体中にしみ渡っ
ていくかんじのするスープで、そのう
ちおでこや指先までポカポカしてきま
した。
ナマコのぷるんぷるんしたのがおいし
い!

烏骨鶏・ナマコ・淮山(山芋)・金華
ハム・干し貝柱・棗・枸杞・玉竹・落
花生などが使われています。

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ちょこっとつまむのによい干しあんず。二つ入っていまし
たが、食べてしまいました。

3 籠蒸秋天菜鮑(活鮑と秋野菜の溶岩蒸し)

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鮑には「補血柔肝」「滋陰」という効
能があるそうです。

タレ(漬け醤油)につけていただくの
ですが、これがたまらなくおいしい。
これには鮑のキモや豆豉も入っている
のだそうです。

4 蟹粉炒鮮奶(上海がに入りミルク炒め)
白くてクリーミーなフワフワは、卵白と牛乳でできているそうです。その上に上海がにのソースがか
かっていました。思わず笑顔になってしまいます〜。
気づいたときには食べきっていて、写真は撮れませんでした...。


5 腊腸鶏ポー飯(南部鶏・銀杏・椎茸の蒸し焼きご飯)

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土鍋ご飯です。
香ばしくてコクがあって、しかも上品。全鶏使用な
のでコラーゲンも豊富。

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6 南北杏雪耳啤梨(杏仁入りの白キクラゲ 梨のスープ)

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清らかな甘味が印象的な温かいデザー
トスープ。

素材の甘味と、清熱・解毒作用がある
と言われている黄冰糖(石のような塊
で、黄色っぽい半透明の氷砂糖。あっ
さりしていながらコクもある)が優し
い味わい。

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by kadoorie-ave | 2010-10-04 22:41 | おいしいもの | Comments(2)
Commented by マツモト at 2010-10-08 05:33 x
聘珍樓!!いいなぁ〜
大阪肥後橋にあった店と香港店には行ったことがあります。

最後のデザートの画像のお皿はレイノーですね。
香港行く度に買い揃えてました。シノワズリで絵柄が可愛いですよね。
Commented by kadoorie-ave at 2010-10-09 13:33
>マツモトさま
香港の下町の味も大好きですが、聘珍樓の、なんとも清らかで淡いかんじのする、澄んだ味わいがとっても好きです。
本店の厨房を見せていただいたとき、素材の選び方はもちろん、それはそれは手間暇惜しまず作られていました。そりゃもう、びっくりしました。
...マツモトさん、レイノーの器、揃えてたくさんお持ちなのですか?...うっ、うらやましい。
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