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同窓会


同窓会_f0063645_22533539.jpg先日の、ン十年ぶりの高校の同窓会。最初はすぐに名前が出
てこなくても、みんなと一緒にいるうちにポンポン名前やあ
だ名が蘇ってきました。制服姿で笑う姿がすぐ隣に見えるよ
うでした。
近況など自己紹介していくと、それぞれの住む場所、それぞ
れの持ち場(?)で皆一生懸命やっているのがひしひしと伝
わってきます。えらいな〜みんな。

そういえば、海外に暮らす人もちらほら。今たまたま(?)日本に帰国中なのかな。

お陰で今回は「海外で暮らすこと」について、しみじみ考えてしまいました。私にその経験はないのが残念
なのですが。生まれ育った場所でないところで暮らすのは、たとえいいことがいっぱい、生き生きと自分を
生かせるとしても、大変なこともあろうと。
日曜日ごとに通っている教会にも、外国人...欧米、アジアのあちこち、南米、アフリカ...さまざまな国籍の
人がいるけれど、仲のよいお友達がいて、日本語が自在でも、時折、ぽか〜んと宙に浮いてしまったよう
な、よるべない表情を見せることがあります。なんだか駆け寄りたくなってしまうんですが。
みんな、どんな体験をして、どんな思いをして暮らしているんだろうなあと、一人一人想像してみたりしま
す。日本にいて頑張っている日本人ももちろんだけど、異国で頑張っている人たちにはそれとは別のエール
を送りたくなります。

●そういえば、月2回、月曜日の朝日新聞にはさんであるGLOBEという、紙質も違う新聞。「世界の書店か
ら」という書評が好きで、結構熱心に読んでいたのですが、"Bestseller in New York"の記事は、そんな同
級生の一人(N.Y在住、今回ちょうど帰国中)によるものでした。知らずに読んでいました。各国の書評は
そこに暮らす人々の息吹が伝わってくるようで、人の本棚を眺めるのと同様、おもしろいのです。


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彼女が翻訳した本もいろいろ。なかでもこの本は、書店好きとしては是非読まなくては
...と思いました。
   →松岡正剛の千夜千冊「リン・マルティン著『ブックストア』(宮家あゆみ訳)」


●そして、こんな分野で仕事をしている友達も!すごい。きりっとしていながらも包容力のあるその表情か
ら、これまでの彼女の努力をうかがい知ることができる気がしました。







同窓会_f0063645_227457.jpg幹事をやってくれたのが、同じ美大に進学した友人Yさん。新築した
素敵な自宅を見せていただくべく、仲間3人と車で彼女の家へ。それ
ぞれに、この歳だから辛いこともなにかとあるのですが、いい顔に
なってるなあ...と感心。

Yさんは美大卒業後、北京の美術大学に留学していました。留学中に
体験したてん●●monじけんの話などの臨場感あふれる話も聞き...う
〜〜む。

左の写真は、Yさんのご主人の書斎兼アトリエで、これはフェルトを
張ってある机の上。
あまりにも美しく思えて撮ってしまった...
by kadoorie-ave | 2009-08-06 02:37 | 思ったり、考えたり...
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