平安の髪型やらかぶりものやら

ずっと疑問に思ってることがあります。
平安時代の女性の髪型ですが。
絵巻物や風俗博物館の模型の人形を見る限り、額の生え際のところは
ぺったり寝たまんまで、ただの真ん中分けなのですが。
テレビや映画で女優さんが扮するときは、必ず前髪をたてています。

あれは....なんでなのでしょ???
時代考証すると立てているのが本来なのか...。カツラを自然に顔になじませるには
立てるしかないのか。
DEPやムースのない時代、立てておくのは結構大変だったんじゃないのか...?

そこのところが今でもわかりません。
個人的には、ぺったり寝てる方が柔らかくて優しい感じに見えるので好きですけど。
どうでもいいけど気になる....。

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ついでに男の人の冠や烏帽子。
今のはコンコンと音がなりそうなくらい漆(でしたっけ?)で
堅くしてあるし、ひもをあごで結ぶようになってますが。
昔のはそこまで堅くなく、軽かったようですね。
冠の中で、モトドリに結びつけているから、あごの紐もないし。
冠から下がる垂纓(すいえい)も、
今のほどバリッと張りのあるものではないそうです。
今のように大きな式典の時だけ身につけるわけじゃないから
重くて堅いものでは肩が凝ってしまいますもんね。

装束もしかりで、今のようなのりのきいた「こわ装束」ではなく、
もうちょっとなよなよした「なえ装束」です。
バリッ!は権威の象徴にはいいのかもしれませんが
エレガントさからいったら、昔のなえ装束....素敵だったのではないかなぁ。
見てみたいなぁ。なよなよとした天然染料で染めた絹の衣装!!
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↑デアゴスティーニ・ジャパン社刊「週刊 ビジュアル源氏物語」より
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by kadoorie-ave | 2006-03-06 00:52 | イラストの仕事 | Comments(0)
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